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私有コンテ ナ総覧 ISOコンテナ篇A

<ISOコンテナ> KOBU KYGC LCEU MCCU MLIU MNUU NCCU NFAU NKSU NPUU NRSU NSKU NYCU
                         ORCU SECS SEIU SHIU SKCU SNIU STKU SUNU TKCU TOAU TYCU WPCU ZENU 

【KOBU形式】  
KOBU
000006_6

2017.7 大阪(タ)駅
【所 有者】 神鋼物流株式会社
【輸送品目】 鉄鋼と思われる
【運用区間】 宇都宮(タ)〜大阪(タ)と思われる
【その他】
 2017年3月より神戸製鋼グループの製品の鉄道輸送用に20ft規格オープンサイドコンテナの利用を開始した。
(※神鋼物流(株) webサイトより)

2017.8.1作成

【KYGC形式】  
KYGC
001001_5

2008.7京葉久保田駅
【所 有者】 京義倉庫株式会社
【輸送品目】 合成樹脂と思われる
【運用区間】 京葉久保田〜大阪(タ)
【その他】
 2005年2月から千葉〜大阪間のバルクコンテナ輸送を開始。トラックから鉄道へのモーダルシフトが実現した。
(参考文献:『Monthly かもつ』2005年5月号)

 2007年4月1日付で、三井物産(株)は、国内物流の中核を担う子会社である日東ロジスティクス(株)、東神倉庫(株)、京義倉庫(株)の経営統合を 行い、新会社は「トライネット・ロジスティクス(株)」とした。

2017.1.9作成

【LCEU形式】  
LCEU
100243_7

2018.10東水島駅
【所 有者】 FMC
【輸送品目】 ノルマルブチルリチウム専用
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)(荷票の写真はこちら
【その他】
 発荷主はアジアリチウム(株)、着荷主は日本エラストマー(株)である。
 アジアリチウムは、本荘ケミカル(株)の子会社で香川県香川郡直島町に直島工場がある。日本エラストマーは、昭和電工(株)の大分石油化学コンビナート 内に大分工場がある。

2018.12.2作成

【MCCU形式】  
MCCU
030016_9

2010.1静岡貨物駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【輸送品目】 ポリエチレン専用
【運用区間】 東水島〜盛岡(タ)・静岡貨物か?
【その他】
 住友化学(株)や(株)プライムポリマーがポリエチレンやポリプロピレンなどの鉄道貨物輸送にISO規格の有蓋コンテナを導入しているのに比べ、三菱化 学グ ループの合成樹脂の鉄道貨物輸送は相対的にISO規格のコンテナの導入が遅れている印象がある。しかし全く無いということではなく、このようなコンテナを 目にすることがある。

2012.7.8作成

【MLIU形式】  
MLIU
121002_8

2012.9西岡山駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【輸送品目】 EL硫酸
【運用区間】 北九州(タ)〜富山貨物と思われる
【その他】
 三菱化学(株)黒崎事業所では半導体製造用の各種EL薬品を製造している。また同コンテナを富山貨物駅で目撃していることから、運用区間は北九州(タ) 〜富 山貨物と予想している。富山県内にはパナソニック系の半導体工場(パナソニック・タワージャズセミコンダクター社)があるが、そこ向けのEL硫酸であろう か。

2012.9.16作成 2015.6.20訂補
MLIU
211122_5

2017.8倉敷駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【使用者】 触媒化成工業株式会社
【輸送品目】 カタロイド

【運用区間】 北九州(タ)〜東水島(荷票の写真はこちら
【その他】
 発荷主は触媒化成工業(株)、 着荷主は三菱ケミカル(株)坂出事業所であった。

2017.8.20作成

【MNUU形式】  
MNUU
201302_4

2015.6大宮操駅
【所 有者】 みなと運送株式会社
【輸送品目】 液体苛性ソーダ専用
【運用区間】 不明
【その他】
 みなと運送(株)は鹿島臨海工業地域を拠点とする物流会社である。鉄道貨物輸送としては、塩化ビニル樹脂専用のUT20A形式を所有することで有名であ る。
 ISOタンクコンテナでは珍しい液体苛性ソーダ専用である。信越化学工業(株)が荷主であろうか?

2015.6.27作成

【NCCU形式】  
NCCU
231209_3

2015.10新潟(タ)駅
【所 有者】 日本コンセプト株式会社
【使用者】 三菱瓦斯化学株式会社と思われる
【輸送品目】 ジメチルアセトアミド専用

【運用区間】 新潟(タ)〜名古屋(タ)
【その他】
 三菱瓦斯化学(株)はジメチルアセトアミド(DMAC)を 新潟 工場で生産しており、このコンテナは同社向けの輸送と思われる。DMACは極性溶媒として有機合成化学で広く用いられるため、着荷主の推定は困難である。

2015.10.11作成
NCCU
821001_5

2017.6安治川口駅
【所 有者】 日本コンセプト株式会社
【使用者】 三菱ケミカル株式会社と思われる
【輸送品目】 ポリ塩化アルミニウム水溶液専用 KPポリマー

【運用区間】 不明
【その他】
 三菱ケミカル(株)が手掛ける排水処理用高分子凝集剤「ダイヤフロック」のラインナップにKPシリーズがある。同シリーズは、カチオン系高分子凝集剤 で、スラッジや汚泥の濃縮、脱水に有効とのことである。

2017.8.30作成

【NFAU形式】  
NFAU
321304_2

2017.9四日市駅
【所 有者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 過酸化水素専用
【運用区間】 四日市〜関東・九州と思われる
【その他】
  三菱瓦斯化学(株)四日市工場の過酸化水素輸送のISOタンクコンテナ化はEUROTAINER社のSECS形式で スタートしたが、近年は自社所有のISOタンクコンテナも見られるようになった。

2019.7.14作成


【NKSU形式】  
NKSU
000105_7

2016.9 秋田貨物駅
【所 有者】 日本化成株式会社
【輸送品目】 ホルマリン専用
【運用区間】 小名浜〜秋田貨物
【その他】
  2015年2月から接着剤の原料となるホルマリンの輸送を小名浜〜秋田貨物間で鉄道にシフトした。納入先は秋田の建材メーカーである。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2016年4月号)

 秋田貨物駅構内には、ホルマリン専用のISOタンクコンテナが多数留置されており、日本化成(株)以外からの到着もあるのかもしれない。

2016.10.18作成

【NPUU形式】  
NPUU
981001_9

2012.9新南陽駅(許可を得て撮影)
【所 有者】 日本ポリウレタン工業株式会社
【輸送品目】 MDI専用
【運用区間】 不明
【その他】
 日本ポリウレタン工業(株)はUT4C形式(UT4C-136137) によるMDI輸送を行っているが、自社所有のISOタンクコンテナによる鉄道輸送も行っているようだ。

2012.9.30作成

【NRSU形式】  
NRSU
014002_0

2012.9新南陽駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 セントラル硝子株式会社と思われる
【輸送品目】 無水フッ化水素酸専用
【運用区間】 新南陽〜東京(タ)
【その他】
 セントラル硝子(株)はフッ化水素酸(無水品、希釈品)の製造を行っている。同社web サイトの無水フッ化水素酸の荷姿には、ISOタンクコンテナの写真が載せられており、形式番号は不鮮明ながらNRSU014002_0と読める気 がする。

2016.1.10作成
NRSU
014009_9

2017.11岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 セントラル硝子株式会社
【輸送品目】 フッ化水素専用
【運用区間】 新南陽〜関東方面と思われる
【その他】
 タンク体にセントラル硝子(株)のMSDSが貼ってあるのを確認した。

2017.12.2作成 2019.7.14訂補
NRSU
030019_7

2011.8大阪(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 ダイキン工業株式会社
【輸送品目】 フルオロカーボン 32
【運用区間】 梅田・大阪(タ)〜越谷(タ)
【その他】
 ダイキン工業(株)化学事業部の淀川製作所と鹿島事業所はフルオロカーボンを同社草加事業所に供給している。淀川製作所からの供給は以前より5トンタンクコンテナで鉄道輸送していたが、コンテナの老朽化やコスト 面から一時トラック輸送へと切り替えていたが、ISOタンクコンテナによる梅田〜越谷(タ)間の鉄道輸送に再度シフトした。3個の専用ISOタンクコンテ ナを運用して年間数百トンの輸送を見込んでいる。
 草加事業所は同社の静岡以東の東日本地区の物流拠点で、年間数千トンのエアコンメンテナンス用フルオロカーボンガスを小型ガスボンベに詰め替えて工事店 等に納入する。冷媒用のフルオロカーボンガスは、淀川製作所から届くフルオロカーボンガス32と鹿島事業所から陸送したフルオロカーボンガス125を混合 してできるフルオロカーボンガスR410Aを使う。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2009年12月15日号)
2012.7.16作成
NRSU
050029_8

2013.6神栖駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 ダイキン工業株式会社
【輸送品目】 六フッ化プロピレン
【運用区間】 神栖〜大阪(タ)
【その他】
 ダイキン工業(株)鹿島製作所はフッ素化合物の生産拠点である。
 六フッ化プロピレンは、フッ素樹脂「ネオフロン」(4フッ化エチレン・6フッ化プロピレン共重合樹脂)の原料である。

2013.6.9作成 2015.8.1訂補
NRSU
070002_2

2012.9西岡山駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 ダイキン工業株式会社と思われる
【輸送品目】 フルオロカーボン134A
【運用区間】 不明
【その他】

2016.1.10作成
NRSU
112001_3


2016.12大宮操駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 東北東ソー化学株式会社と思われる
【輸送品目】 次亜塩素酸ソーダ
【運用区間】 不明
【その他】
 秋田貨物〜東京(タ)の2092レに積載されているのを目撃した。
 東北東ソー化学(株)は酒田工場で次亜塩素酸ソーダ(トーソーキューブ®)を製造している。

2017.1.9作成
NRSU
121009_8

2017.8岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成株式会社
【輸送品目】 メタクリロニトリル専用
【運用区間】 東水島〜東京(タ)(荷票の写真はこちら
【その他】
 発荷主は旭化成(株)水島製造所、着荷主は三井化学(株)茂原分工場である。
 メタクリロニトリル(MAN)は、旭化成が1984年に世界で初めて本格量産を開始したモノマー。活性ビニル基とニトリル基、側鎖にメチル基を持つ特徴 ある化合物で、ポリマー用途、中間体原料用途等に広く利用されている。

2017.8.20作成
NRSU
124003_0

2018.1東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成株式会社と思われる
【輸送品目】 アセトンシアンヒドリン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 三菱ケミカル(株)水島事業所で、アセトンシアンヒドリンを製造している。
石油化学工業会 webサイトより)

2018.12.2作成

NRSU
141010_0

2018.1安治川口駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 四国化成工業株式会社と思われる
【輸送品目】 二硫化炭素専用
【運用区間】 不明
【その他】
 1990年代より安治川口駅を拠点に関西化成品輸送(株)所有のUT7C-5006UT7C-5010の 二硫化炭素専用のタンクコンテナが運用されている。

 その置き換え用なのか、ISOタンクコンテナが登場した。

2018.12.2作成
NRSU
144020_7

2010.12神栖駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 過酸化水素
【運用区間】 四日市〜神栖と思われる
【その他】

2012.7.1作成
NRSU
144202_5

2018.2稲沢駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 保土谷化学工業株式会社
【輸送品目】 過酸化水素水専用
【運用区間】 郡山(タ)〜東水島(荷票の写真はこちら
【その他】
 着荷主は三徳化学工業(株)であった。
 同社は、東広島市高屋台に広島工場があり、高純度過酸化水素水を製造している。

2018.7.18作成
NRSU
174101_0

2003.8横浜本牧駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 日本パーオキサイド株式会社
【輸送品目】 過酸化水素水
【運用区間】 郡山(タ)〜大竹
【その他】
 大竹〜郡山(タ)の返空を目撃したのだが、大竹の発荷主は三井化学(株)で あった。日本パーオキサイド(株)の鉄道貨物輸送については、こちらを参照。

2013.1.14作成
NRSU
174106_8

2018.6稲沢駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 保土谷化学工業株式会社
【輸送品目】 過酸化水素水
【運用区間】 郡山(タ)〜東水島(荷票の写真はこちら
【その他】
 着荷主は三徳化学工業(株)であった。
 同社は、東広島市高屋台に広島工場があり、高純度過酸化水素水を製造している。

2019.7.14作成
NRSU
181515_5

2010.12神栖駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 信越化学工業株式会社と思われる
【輸送品目】 四塩化珪素
【運用区間】 神栖〜黒井と思われる
【その他】
 信越化学工業が所有するUT13C-8011と 同様な運用と思われる。
 四塩化珪素は信越化学工業(株)直江津工場のシリコーン製造過程で発生する。これを原料に同社鹿島工場では合成石英を製造しているものと思われ、ISO タン クコンテナは、同社の工場間輸送に用いられていると考えられる。

2015.8.1作成

NRSU
181544_8

2012.9東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三國製薬工業株式会社
【輸送品目】 オキシ塩化リン
【運用区間】 東水島〜南福井
【その他】
 三國製薬工業(株)は、UT11C-8005を 用いて東水島〜名古屋(タ)でオキシ塩化リンを輸送している。着荷主は大八化学工業(株)半田工場であっ た。三國 製薬工業の水島工場は倉敷市松江4-7-1に立地し、生産品目としてはオキシ塩化リンの他に三塩化リン、農薬中間体、化成品中間体、医薬品(原薬)があ る。
 一方、このISOコンテナによる輸送の着荷主は大八化学工業(株)福井工 場(所 在地:福井市白方町テクノポート3-1-2)であった。大八化学工業は、可塑剤・難燃剤を主とする有機化学薬品の製造・販売を行っている。
大八化学工業(株)福井工場
2012.9.16作成
NRSU
181545_3

2017.11東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三國製薬工業株式会社
【輸送品目】 オキシ塩化リン
【運用区間】 東水島〜名古屋(タ)(荷票の写真はこちら
【その他】
 UT11C-8005を 用いて東水島〜名古屋(タ)間で行われていた三國製薬工業(株)水島工場から大八化学工業(株)半田工場へのオキシ塩化リンの輸送がISOタンクコンテナ に転換された模様。

2019.7.14作成
NRSU
181547_4

2017.8倉敷駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三國製薬工業株式会社
【輸送品目】 オキシ塩化リン
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)
【その他】
 着荷主は不明である。

2017.8.20作成
NRSU
191012_6

2010.8新潟(タ)
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 東邦亜鉛株式会社と思われる
【輸送品目】 発煙硫酸専用
【運用区間】 倉賀野〜新潟(タ)と思われる
【その他】
 かつて東邦亜鉛(株)は、安中〜中条(着荷主:(株)クラレ)間 で タキ4000形による発煙硫酸の輸送を行っていたが、車扱による化成品輸送廃止に伴いISOタンクコンテナ化されたものと思われる。
 群馬〜新潟間の関越トンネルは、危険物の通過が禁止されているためタンクローリー輸送への転換が難しく、ISOタンクコンテナによる鉄道輸送へ切り替え が行われたものと考えられる。

2012.8.15作成
NRSU
194032_6

2017.9四日市駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱ケミカル株式会社と思われる
【輸送品目】 塩酸
【運用区間】 北九州(タ)〜四日市と思われる
【その他】
 運用区間は、目撃場所から推定。タンク側面には「EL塩酸」と表記があり、三菱ケミカル(株)が手掛ける電子工業用高純度プロセス薬品の輸送と思われ る。四日市市内の東芝メモリ(株)への供給だろうか。

2019.7.14作成
NRSU
194044_0

2013.4鳥栖(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 過酸化水素専用
【運用区間】 四日市〜鳥栖(タ)
【その他】
 かつて三菱瓦斯化学(株)四日市工場から同社大牟田工場向けの過酸化水素はタンク車によって輸送されていた。運用区間は南四 日市 〜大牟田で、大牟田駅からタンクローリーに積み替えて大牟田工場まで運ばれていた。
 しかし2003年1月にはISOタンクコンテナ輸送に切り替えられ、着駅が福岡(タ)駅に変更され、2007年には南四日市駅の専用線廃止に伴い、発駅 が四日市駅に変更された。
 また2006年3月に鳥栖(タ)駅が開業し同駅にはトップリフターが配備されたことから着駅が福岡(タ)駅から変更されたようだ。

2013.4.20作成
NRSU
194046_0

2013.4鳥栖(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三井化学株式会社と思われる
【輸送品目】 クロールピクリン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 三井化学(株)大牟田工場は農業用土壌燻蒸消毒剤「クロールピクリン」を生産している。

2013.4.20作成
NRSU
195003_1

2012.8名古屋(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 株式会社トクヤマ
【輸送品目】 テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
【運用区間】 新南陽〜名古屋(タ)と思われる
【その他】
 荷票差しに「トクソーSD」と書かれた紙が差し込んであった。トクソーSDシリーズは、(株)トクヤマがICケミカル/洗浄事業とし手掛けるポジ型フォ トレ ジスト用現像液のブランドで、各種レジストの現像や電子デバイス等のアルカリ洗浄剤として使用される。
 一般名称は、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)である。
同 社webサイトを参照)

2012.8.5作成
NRSU
321310_0

2015.10新潟(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 株式会社クラレ
【輸送品目】 アセトンシアンヒドリン専用
【運用区間】 新潟(タ)〜東水島
【その他】
 (株)クラレ新潟事業所(中条)から(株)日本ファインケムへの運用であった。
 (株)日本ファインケムは三菱瓦斯化学(株)系の化学メーカーで、樹脂用薬剤、医薬農薬原料などを手掛けている。坂出市入船町に坂出工場があるため東水 島駅から トラックで瀬戸大橋を渡って到着しているものと思われる。
 アセトンシアンヒドリンはメタクリル樹脂の中間体原料、合成中間体である。

2015.10.11作成
NRSU
341073_1

2003.8横浜本牧駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 協和油化株式会社(現、KHネオケム株式会社)か?
【輸送品目】 PM-P専用
【運用区間】 四日市〜郡山(タ)
【その他】
 PM-Pは、プロピレングリコールモノメチルエーテルのことで、用途はLCD用リンス、半導体用リンス、レジスト用溶剤、化粧品等の原料等である。

2012.8.14作成
.
NRSU
341110_5

2009.11横浜本牧駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 川崎化成工業株式会社
【輸送品目】 SAQ専用
【運用区間】 不明
【その他】
  川崎化成工業(株)は三菱化学グループの化学メーカーで、世界有 数の キノンメーカーであり、業界大手の地位にある無水フタル酸を中心とした有機酸類メーカーとして、各種誘導体を開発・製造している。事業所は川崎工場が千鳥 と塩浜の2地区に存在している。
 SAQはキノン系製品の1つでパルプ蒸解助剤の同社のブランド名である。同社は20ftJR規格コンテナ(UT8A-5034UT9A-5014な ど)を用いて鉄道コンテナ輸 送を行っているが、ISOコンテナによる輸送も行っているようだ。

2012.8.11作成

NRSU
341170_1

2015.8川崎貨物駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日産化学工業株式会社か?
【輸送品目】 希硝酸専用
【運用区間】 不明
【その他】
  川崎貨物駅で目撃したことから日産化学工業(株)がUT14C形式などと共に(株)東京液体化成品センター向けに運用しているのではないかと予想した が、根拠 はそれだけである…。

2015.8.24作成
NRSU
341292_4
(1)

2011.9大阪(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日本曹達株式会社
【輸送品目】 ハイジオンVG
【運用区間】 黒井〜大阪(タ)
【その他】
 「ハイジオン」とは日本曹達(株)が販売しているゴミ焼却場の飛灰処理向けの高性能金属固定剤のブランドである。ハイジオンは全国の多くのごみ焼却場で 採用 され、高い評価を得ているとのことで、このコンテナもごみ焼却場が着荷主ということになるのであろうか。

 ちなみに三和倉庫(株)大宮事業所向けには、「ハイジオン」を二本木工場からISOタンクコンテナで同事業所に運び、ここで1トンコンテナに積み替えを 行う ことを実施している。
(2006年9月22日付『化学工業日報』10面)

2012.7.8作成 2013.1.14訂補
NRSU
341292_4
(2)

2019.8東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 住化コベストロウレタン株式会社
【輸送品目】 コスモネートM-200専用
【運用区間】 東水島〜秋田貨物
【その他】
 コスモネートは、三井化学(株)のポリウレタン原料のブランドである。
 一方、住化コベストロウレタン(株)は、1969年にポリウレタン製品と塗料・接着剤の原料素材提供を目的としてドイツバイエル社と住友化学工業(株) の合弁会社として設立され、製造拠点として新居浜工場がある。
 荷票は、東水島(住化コベストロウレタン)→秋田貨物(新秋木工業)コスモネートを輸送というものであった。

2019.9.16作成
NRSU
341372_5

2018.1岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 大阪ソーダ株式会社
【輸送品目】 テロンU専用
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)(荷票の写真はこちら
【その他】
 テロンUは、大阪ソーダ(株)水島工場が製造する1,3ジ クロロプロペンである。殺虫剤として使用される。
 着荷主は、サンケイ化学(株)鹿児島で、同社は鹿児島市南 栄2-9に本社・鹿児島工場がある農薬・殺虫剤メーカーである。
 
2018.1.8作成 2018.1.28更新
NRSU
341374_6

2015.7神栖駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱化学株式会社と思われる
【輸送品目】 エチレングリコール専用
【運用区間】 神栖〜新南陽か?
【その他】
 神栖駅では三菱化学物流(株)が所有するUT11C形式のエチレングリコール専用やジエチレングリコール専用コンテナをよく見かけたが、2015年7月 現在 ではそのコンテナが見当たらなかったため、その代替でISOタンクコンテナ化されたのかもしれない。

2015.8.1作成
NRSU
371327_6

2016.3倉敷駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日本食品化工株式会社
【輸送品目】 糖蜜専用
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)
【その他】
 日本食品化工(株)は、1989年4月に水島工場(倉敷市児島塩生)を新設した。その後、1994年4月水島工場にコーンスターチ製造設備を新設した。
 また同社は、2004年5月に旧参松工業(株)の設備・販売先を引き継いで福岡市に九州事業所を開設2004 年6月24日付『食品化学新聞』2面、2012年7月に九州事業所を閉鎖して九州支店(現福岡営業所)を開設した。
日本食 品化工(株)水島工場

2016.4.2作成
NRSU
371349_2

2021.12倉敷駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱ケミカル物流株式会社
【輸送品目】 γ-ブチロラクトン専用
【運用区間】 東水島〜東京(タ)(荷票はこちら
【その他】
 着荷主は、三菱ケミカル物流(株)川崎油槽所であった。所 在地は、川崎市川崎区千鳥町1-3であり、月間約18,000トンの危険物を取り扱っている。
 尚、発荷主は、三菱ケミカル(株)岡山事業所と思われる。
三菱ケミカル物流(株)川崎油槽所

2021.12.11作成
NRSU
371360_9

2016.3岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 大阪ソーダ株式会社
【輸送品目】 エピクロロヒドリン専用
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)
【その他】
 大阪ソーダ(株)は1970年に大曹有機(株)を設立、1971年にエピクロルヒドリンの製造を開始した。1975年に大曹有機(株)を合併し、水島工 場とした。
 エピクロルヒドリンは、主に自動車や電子産業に欠かせないエポキシ樹脂の原料として使用されるほか家電、塗料などの幅広い産業分野を支えている。
 福岡(タ)の着荷主は、三井化学(株)大牟田工場であっ た。

2016.4.3作成
NRSU
371376_4

2017.11東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 大阪ソーダ株式会社
【輸送品目】 エピクロロヒドリン専用
【運用区間】 東水島〜新潟(タ)
【その他】
 大阪ソーダ(株)は1970年に大曹有機(株)を設立、1971年にエピクロルヒドリンの製造を開始した。1975年に大曹有機(株)を合併し、水島工 場とした。
 エピクロルヒドリンは、主に自動車や電子産業に欠かせないエポキシ樹脂の原料として使用されるほか家電、塗料などの幅広い産業分野を支えている。
 福岡(タ)の着荷主は、三ガス新潟とあったため、三菱瓦斯化学(株)新潟工場と思われる。

2017.12.2作成
NRSU
371395_4

2012.9新南陽駅(許可を得て撮影)
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日本ユピカ株式会社と思われる
【輸送品目】 不飽和ポリエステル樹脂専用
【運用区間】 新南陽〜名古屋(タ)
【その他】
 日本ユピカ(株)は、1977年10月、三菱ガス化学(株)と東洋紡績(株)の不飽和ポリエステル樹脂の事業部門を統合して設立された。不飽和ポリエス テル樹脂と は、加熱すると硬化し、再び加熱しても軟化しない熱硬化性樹脂に属し、バスタブやキッチンカウンターなど身の回りから、パイプ、自動車部品など工業用に広 く用いられる製品。同社は西の拠点として1990年に山口県美祢市に美祢工 場を立ち上げた。ここでは、不飽和ポリエステル樹脂の他、塗料や接着剤の原料となるメタクリル酸エステル、顔料と混ぜて塗料をつくる塗料用 樹脂などの製造を行っている。

2012.9.16作成

NRSU
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2012.9西岡山駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 株式会社ユタカケミカル
【輸送品目】 接着剤(フェノール混合物)
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)(荷票はこちら
【その他】
 (株)ユタカケミカルは 1958年当時、合成樹脂接着剤が生まれ、豊年製油(株)〔現・(株)J−オイルミルズ〕と日本瓦斯化学(株)〔現・三菱ガス化学(株)〕の折半出資によ り豊ホルマリン工 業(株)として発足。豊年製油(株)化成品部門〔現・(株)J−ケミカル〕の生産部門の役割を担う。
 (株)ユタカケミカル水島工場は岡山県倉敷市水島海岸通2-1-34にある。
 着荷主は、東北接着剤(株)水俣工場である。福岡(タ)駅 から 水俣までドレージするとは、かなりの遠距離ではある。

2012.9.13作成
NRSU
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2011.9越谷(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 不明
【輸送品目】 酒類専用
【運用区間】 不明
【その他】
 越谷(タ)駅では12ftタンクコンテナで宝酒造(株)(※UT1-626参 照)や合同酒精(株)(※UT5A-136参 照)の酒類専用コンテナの運用が行われていることから、このISOタンクコンテナも両社どちらかの利用であると思われる。

2013.2.11作成
NRSU
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2017.11岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 ナガオ株式会社
【輸送品目】 水硫化ソーダ
【運用区間】 東水島〜秋田貨物(荷票はこちら
【その他】
 ナガオ(株)は、 水硫化ソーダ等の無機硫黄化合物を製造するメーカーとタンク等の商品物流部門を主な事業内容としている。製造拠点(宮浦工場)は、岡山市南区宮浦にある。
 着荷主の秋田レアメタル(株)(秋田市飯島字古道下川端) はDOWAホールディングスのグループ会社である。

2017.11.28作成
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2015.7神栖駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三洋化成工業株式会社か?
【輸送品目】 メタクリル酸系ポリマー専用
【運用区間】 神栖〜安治川口
【その他】
 鹿島地区でメタクリル酸系の製品を製造している企業が見つからず、PRTR対象物質の排出から三洋化成工業(株)鹿島工場が荷主と予想している。今後も 引き 続き調査を継続。

2015.9.20作成
NRSU
371766_7

2019.7東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日揮触媒化成株式会社
【輸送品目】 カタロイド
【運用区間】 北九州(タ)〜東水島
【その他】
 発荷主は触媒化成工業(株)、 着荷主は三菱ケミカル(株)坂出事業所であった。
三菱ケミカル物流(株)所有のカタロイド用のISOタンクコンテナ(MLIU 形式)と共通運用されているようである。

2019.7.14作成
NRSU
371967_5

2016.6土浦駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日本化成株式会社
【輸送品目】 ホルマリン専用
【運用区間】 小名浜〜秋田貨物
【その他】
 2015年2月から接着剤の原料となるホルマリンの輸送を小名浜〜秋田貨物間で鉄道にシフトした。納入先は秋田の建材メーカーである。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2016年4月号)

2016.6.25作成
NRSU
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2012.8黒磯駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三井化学株式会社
【輸送品目】 アクトコール専用
【運用区間】 新南陽〜盛岡(タ)と思われる
【その他】
 アクトコールは三井化学(株)のポリウレタン材料のブランドである。ISOタンクコンテナ側面には、品名として「ポリマーポリオール(POP- 3695P)」という表記がある。三井化学(株)は徳山分工場でポリマーポリオールの製造を行っている。

2012.8.16作成
NRSU
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2012.9新南陽駅(許可を得 て撮影)
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 株式会社トクヤマ
【輸送品目】 四塩化珪素専用
【運用区間】 不明
【その他】
 (株)トクヤマは四塩化珪素の製造を行っており、光ファイバー、合成石英の原料として使用されるほか、乾式シリカ(フュームドシリカ)の原料(同社製品 「レ オロシール®」の原料)としても使用されている。

2016.1.10作成
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381090_7

2012.10 宇都宮(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 株式会社トクヤマと思われる
【輸送品目】 四塩化珪素専用
【運用区間】 新南陽〜宇都宮(タ)と思われる
【その他】
 (株)トクヤマは四塩化珪素の製造を行っており、光ファイバー、合成石英の原料として使用されるほか、乾式シリカ(フュームドシリカ)の原料(同社製品 「レ オロシール®」の原料)としても使用されている。

 宇都宮市清原工業団地には、住友電工グループの清 原住電(株)が立地し、光ファイバの製造では世界最大規模の生産能力を誇っているとのこと。そのため同社の光ファイバ向けの四塩化珪素と思われ る。

2017.1.9作成
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2013.1四日市駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 KHネオケム株式会社
【輸送品目】 キョーワノールM専用
【運用区間】 不明
【その他】
 「キョーワノールM」はKHネオケム(株)の製品で、化学名は「2,2,4-トリメチル-1,3-ペンタンジオールモノイソブチレート」である。用途 は、ラ テックス及びエマルジョン塗料および接着剤の造膜助剤、紙処理剤の添加剤、可塑剤の原料等であるとのこと。同社の四日市工場で製造され、四日市駅を拠点に 運用されているものと思われる。

2013.2.11作成
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2011.9越谷(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 不明
【輸送品目】 ワニス専用
【運用区間】 不明
【その他】
 越谷(タ)駅周辺に立地するワニスメーカーとしては、例えば東新油脂(株)がある。同社は八潮工 場 (埼玉県八潮市木曽根950)を有し、印刷インキ用ワニスや塗料用ワニスなどを製造・販売している。

2013.2.11作成
NRSU
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2017.8東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日産化学工業株式会社
【輸送品目】 スノーテックス専用
【運用区間】 東京(タ)〜東水島
【その他】
 発荷主は日産化学工業(株)、着荷主はJFEスチール(株)である。
 スノーテックスは、日産化学工業が製造するナノサイズのシリカ粒子が水中に分散した材料で、多様な用途の1つとして金属表面処理がある。
 日産化学工業(株)袖ケ浦工場(千葉県袖ケ浦市)が製造拠点のようである。

2017.8.20作成
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2011.8安治川口駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱レイヨン株式会社か?
【輸送品目】 アクリル酸エチル専用
【運用区間】 安治川口〜大竹
【その他】
 三菱レイヨン(株)大竹事業所で使用するアクリル酸エチルを関西化成品輸送(株)から購入し輸送しているという可能性がありそうだ。

2012.7.8作成
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2012.9西岡山駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成ケミカルズ株式会社
【輸送品目】 アクリルニトリル専用
【運用区間】 東水島〜熊本
【その他】
 旭化成は現在、水島と川崎、韓国にそれぞれアクリロニトリルの工場を持つ。
 アクリロ二トリルは、主にセーターやカーペットの原料となるアクリル繊維、自動車や家電製品に広く用いられるABS樹脂などの主原料で、現在、旭化成は アクリロ二トリルの生産能力と販売シェアにおいて世界No.2、成長が見込まれるアジア地域でNo.1のポジションにある。

2016.1.10作成
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2012.9西岡山駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 味の素株式会社
【輸送品目】 味液専用
【運用区間】 東京(タ)〜西岡山
【その他】
 着荷主はエバラ食品(株)であった。同社は津山工場(津山 市金 井468番1津山中核工業団地内)があり、家庭用焼肉のたれ等調味料を製造している。

2012.9.16作成
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2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成ケミカルズ株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 東水島〜名古屋(タ)(荷票の写真はこちら
【その他】

2012.7.1作成
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2004.8高岡貨物駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成ケミカルズ株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 東水島〜高岡貨物(荷票の写真はこちら
【その他】
 2004年8月当時は、旭化成ケミカルズ(株)水島工場から日本製紙 (株)伏木工 場にラテックスを輸送していた。

 その後、日本製紙(株)伏木工場は、規模が小さく老朽化が進んだことから2008年9月に閉鎖となった。また旭化成ケミカルズ(株)は、ラテックス事業 の基盤強 化のため2015年12月に水島工場(2.4万トン)をSBラテックス工場を停止し、川崎工場に集約した。

2016.8.14作成
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2012.7相模貨物駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日本ユピカ株式会社と思われる
【輸送品目】 メタクリル酸アリル専用
【運用区間】 不明
【その他】
 日本ユピカ(株)は不飽和ポリエステル樹脂・各種塗料用樹脂・エポキ シア クリレート樹脂・メタクリル酸エステル類などの製造及び販売を行っている。
 三菱瓦斯化学(株)と提携の下、メタクリル酸モノマー類を製造しており、2000年度には生産規模を拡大する増設工事を完了した。メタクリル酸アリルも 製品 一覧の1つにある。
 また製造拠点は湘南工場と美祢工場の2ヵ所あり、湘南工場は平塚市東八幡5-3-3にある。
 ちなみに同社は、メタクリル酸アリル専用としてUT10C形式を利用している。

2012.7.29作成
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2016.9八戸貨物駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 川崎化成工業株式会社
【輸送品目】 SAQ専用
【運用区間】 隅田川〜八戸貨物と思われる
【その他】
  川崎化成工業(株)はエア・ウォーターグループの化学メーカー で、世 界有数の キノンメーカーであり、業界大手の地位にある無水フタル酸を中心とした有機酸類メーカーとして、各種誘導体を開発・製造している。事業所は川崎工場が千鳥 と塩浜の2地区に存在している。
 SAQはキノン系製品の1つでパルプ蒸解助剤の同社のブランド名である。同社は20ftJR規格コンテナ(UT8A-5034UT9A-5014な ど)を用いて鉄道コンテナ輸 送を行っているが、ISOコンテナによる輸送も行っている。
 八戸貨物駅着は三菱製紙(株)八戸工場が着荷主と思われ る。

2016.10.18作成
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391069_7

2011.9東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 川崎化成工業株式会社
【輸送品目】 SAQ専用
【運用区間】 横浜本牧〜東水島か?
【その他】
 川崎化成工業(株)はエア・ウォーターグループの化学メーカー で、世 界有数の キノンメーカーであり、業界大手の地位にある無水フタル酸を中心とした有機酸類メーカーとして、各種誘導体を開発・製造している。事業所は川崎工場が千鳥 と塩浜の2地区に存在している。
 SAQはキノン系製品の1つでパルプ蒸解助剤の同社のブランド名である。同社は20ftJR規格コンテナ(UT8A-5034UT9A-5014な ど)を用いて鉄道コンテナ輸 送を行っているが、ISOコンテナによる輸送も行っている。
 東水島駅着は、四国の大王製紙(株)向けの輸送であろう か。

2012.7.22作成 2016.10.18訂補
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2018.10南福井駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 富山薬品工業株式会社
【輸送品目】 CAPASTE(電解液)専用
【運用区間】 神栖〜南福井か?
【その他】
 富山薬品工業(株)は、大熊工場が東日本大震災で被災し、2012年4月に鹿島工場(茨城県神栖市)の操業を開始した。同社は、キャパシタ用高純度化学 薬品の専門メーカーとして、高純度電解質および電解液を製造している。
富山薬品工業(株)鹿島 工場

2018.12.2作成
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391160_4

2017.11東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 東京(タ)〜東水島(荷票の写真はこちら
【その他】
 着荷主は王子製紙(株)米子工場である。
 同工場向けのラテックスは、JSR(株)が南四日市〜伯耆大山間でタンク車輸送されていたのは記憶に新しい。
 一方、旭化成(株)は2015年12月に水島工場のラテックス製造を中止し、川崎工場に集約した。水島工場から王子製紙・米子への供給はローリー輸送 だったと思われるが、川崎工場への集約により輸送距離が延び、鉄道輸送に転換したと考えられる。

2017.11.28作成
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2019.6吹田(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社と思われ る
【輸送品目】 キシレノール酸専用
【運用区間】 北九州(タ)〜東京(タ)と思われる
【その他】
 日鉄ケミカル&マテリアル(株)の前身である新日鐵化学(株)は、キシレノール酸専用のUT9C-16を 運用していた。その後継コンテナはISOタンクコンテナ化されたのかもしれない。

2019.7.14作成
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421274_6

2012.9西岡山駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成ケミカルズ株式会社と思われる
【輸送品目】 シクロヘキサノール専用
【運用区間】 東水島〜東京(タ)
【その他】
 旭化成ケミカルズ(株)はシクロヘキサノール、シクロヘキサン、シクロヘキセンを水島製造所で製造し、ナイロンの原料や溶剤として販売している。

2012.9.16作成
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421292_0

2012.8名古屋(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱瓦斯化学株式会社と思われる
【輸送品目】 90%ネオペンチルグリコール
【運用区間】 東水島〜名古屋(タ)と思われる
【その他】
 90%ネオペンチルグリコール(略号:90%NPG)は三菱瓦斯化学(株)水島工場で生産されている。主な用途は、アルキッド樹脂塗料、ポリエステル樹 脂、 粉体塗料である。(同社webサイトより)

2012.8.5作成 2013.1.13形式番号訂正
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2016.3倉敷駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 MXDA
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)(荷票の写真はこちら
【その他】
 三菱瓦斯化学(株)は、水島工場でMXDA(メタキシレンジアミン)を製造している。MXDAはエポキシ樹脂硬化剤、ポリアミド(MXナイロン)、イソシアネートなどに使われ、いずれも世界的に需要は好調なため、 2011年3月に年間製造能力を5,000トン増の25,000トンに増強した。尚、同社は新潟工場でもMXDAを製造しており、生産能力は年産 30,000トンである。
 着荷主は、三井化学(株)大牟田工場である。同工場はイソ シア ネート工場があるため、その原料としてMXDAは使用されているのであろう。

2016.4.2作成
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2021.12東水島駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成株式会社
【輸送品目】 アクリロニトリル専用
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)(荷票の写真はこちら
【その他】
 発荷主は旭化成(株)、着荷主はKJケミカルズ(株)八代工場で ある。
 同工場は(株)興人  八代工場として長い歴史を誇ったが、2014年4月に化成品部門をKJケミカルズ(株)として分離、星光PMC(株)のグループ会社として再発足した。

2021.12.11作成
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2017.8岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 旭化成株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 東京(タ)〜東水島(荷票の写真はこちら
【その他】
 発荷主は、旭化成(株)川崎製造所、着荷主は日本製紙(株)大竹工場である。

2017.8.20作成
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521242_1

2015.7神栖駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 株式会社クラレと思われる
【輸送品目】 イソバレルアルデヒド
【運用区間】 不明
【その他】
 イソバレルアルデヒド(化学名:3-メチルブタナール)を(株)クラレはイソバレラールという品名で、香粧原料として販売している。同社の香料事業は、 鹿島 工場のイソプレン事業の誘導体の1つとして展開している。

2015.9.20作成
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2009.12福岡(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 味の素物流株式会社
【輸送品目】 調味液
【運用区間】 東水島〜福岡(タ)
【その他】

2012.8.11作成
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968013_8

2010.12神栖駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 ポリカーボネート
【運用区間】 神栖〜大阪(タ)
【その他】
 三菱瓦斯化学(株)鹿島工場に サイロコンテナ専用の充填設備を新たに設けて、2007年11月から神栖〜大阪(タ)でポリカーボネート輸送を開始した。輸送量は年間8,112トン。従来のトラックによるフレコン輸送の輸送単位は 6.2トン単位だったが、サイロコンテナ化によって13トン程度に大型化され、作業コストの低減に繋がった。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2008年4月号)

 到着荷主は、MGCフィルシート (株)(webサイトはこちら)で同社は大阪府 豊中 市神州町2番12号に大阪工場がある。同社は2005年10月1日に三菱瓦斯化学(株)大阪工場と富士化成(株)が合併して発足した会社である。
 三菱瓦斯化学大阪工場は、2002年にポリカーボネート樹脂素材生産を鹿島工場に集約のため停止しており、代替措置として鹿島工場からのポリカーボネー ト輸送が開始されたものと思われる。
(参考文献:平 成19年度 関東グリーン物流パートナーシップ 普及事業推進決定一覧

2012.10.28作成

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968209_0

2019.7岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日陸
【借受者】 東ソー株式会社と思われる
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 新南陽〜東京(タ)と思われる
【その他】
 
2019.7.14作成

【NSKU形式】  
NSKU
110001_6

2010.1静岡貨物駅
【所 有者】 日本食品化工株式会社
【輸送品目】 液糖
【運用区間】 静岡貨物〜札幌(タ)
【その他】
 この輸送は国土交通省が行った「平成15年度環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験」の二次募集で認定された実証実験である。
 従来は富士〜千歳間のトラックとフェリーで行われていた輸送をISOタンクコンテナによる鉄道貨物輸送に転換したものである。年間の貨物量は3,000 トンで実験期間は2003年12月中旬〜2004年12月中旬の1年間であったが、引き続き本格導入されたものと思われる。
(※国土交通省 webサイト参照)

 このコンテナはその後も名古屋(タ)〜札幌(タ)のコンテナ列車で目撃しており、引き続き北海道向け輸送に使用されている模様。

2012.7.8作成 2015.2.22訂補

【NYCU形式】  
NYCU
261610_3

2021.5百済(タ)駅
【所 有者】 株式会社ニヤクコーポレーション
【輸送品目】 トリアシルグリセロール
【運用区間】 不明
【その他】
 花王(株)の脂肪酸輸送と思われる。尚、脂肪酸が3分子結合したトリグリセリドをトリアシルグリセロールという。

2021.5.30作成

【ORCU形式】  
ORCU
027570_3

2012.9北九州(タ)駅
【所 有者】 不明
【借受者】 三井化学株式会社
【輸送品目】 コスモネートM-200専用
【運用区間】 北九州(タ)〜大阪(タ)
【その他】
 2012年8月からポリウレタン原料の大規模拠点間輸送に鉄道コンテナを採用した。大牟田工場で生産する同原料:商品名「コスモネート」は液体で、北九 州(タ)〜大阪(タ)で鉄道コンテナ輸送後、大阪(タ)から同社のタンク ヤードに納入する。三井化学でコスモネートを製造しているのは大牟田工場と鹿島工場だが、ポリウレタン原料の製造拠点として他に名古屋、徳 山、清水等と複数個所あり、交錯輸送の存在等物流に不合理があるため、そこを効率化するのを目的に物流業務を山九鰍ノ委託した。
 コスモネートは液種の違う2銘柄(FWUU形式参照)があり、品名表示の色分けや取卸 し口のアタッチメント形状を変えるなどコンタミ防止の工夫をしている。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2013年1月号、p16-19)

2013.1.13作成

【SECS形式】  
SECS
860281_1

2006.4南四日市駅
【所 有者】 EUROTAINER
【借受者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 過酸化水素
【運用区間】 南四日市(→四日市)〜東京(タ)・福岡(タ)
【その他】
 三菱瓦斯化学(株)四日市工場は過酸化水素をタムやタサなどのタンク車を用いて輸送を行っていたが、2003年1月下旬にタンク車で大牟田駅着だった同 社佐 賀製造所向けを福岡(タ)着に、同年2月に相模貨物駅着だった同社山北工場向けを東京(タ)着に変更の上、ISOコンテナに転換された。 当初はタンク車時 代同様に専用線にコキが入線して発送されていたが、2007年に道路工事に伴い専用線が廃止され、四日市駅発送に変更された。
(拙web「専 用線コンテナ入線:南四日市駅(MGC四日市工場)」を参照)

2013.1.13作成
 

【SEIU形式】  
SEIU
201202_8

2015.2大宮操駅
【所 有者】 不明
【借受者】 株式会社ボルテックスセイグン
【輸送品目】 クロロホルム専用
【運用区間】 黒井〜神栖と思われる
【その他】
 かつて信越化学工業(株)所有 のタ キ9000形式(クロロホルム専用)が黒井〜奥野谷浜で運用されていたため、その輸送がコンテナ化されたものと予想している。実際、黒井と神栖の両駅でこ のコンテナを目撃している。
 タキ車による輸送が廃止され た後は、ローリー輸送に転換され、それがコンテナ化によって再び鉄道輸送にシフトしたのではないか。
 尚、信越化学工業は直江津工場で付近で産出する天然ガス、塩素、メタノール、塩酸を原料にクロロホルムを製造している。
 またクロロホルムは、フッ素樹脂の反応用原料に用いるとのことで、ダイキ ン工業(株)鹿島製作所が着荷主かもしれない。

2015.2.22作成 2016.7.4訂補
SEIU
501002_9

2016.7黒井駅
【所 有者】 不明
【借受者】 株式会社ボルテックスセイグン
【輸送品目】 メチレンクロライド(ジクロロメタン)
【運用区間】 不明
【その他】
 メチレンクロライドは実用上不燃性で、強力な溶解力と高い安定性を持つ有機溶剤であり、樹脂製造溶剤、塗料剥離剤など、さま ざまな用途で幅広く使用される。別名は、塩化メチレン、ジクロロメタン、ジクロルメタン、メチレンジクロライドである。
 メチレンクロライドは信越化学工業(株)直江津工場で製造 され、同社はかつてUT1形式タンクコンテナで塩化メチレン専用を所有していた。

2016.7.27作成

【SHIU形式】  
SHIU
201229_7

2012.7川崎貨物駅
【所 有者】 日本オイルターミナル株式会社
【借受者】 信越化学工業株式会社
【輸送品目】 メタノール専用
【運用区間】 川崎貨物〜倉賀野
【その他】
 タンクローリーで川崎臨海部から群馬県までタンクローリーで運ばれていたメタノールを日本オイルターミナル(株)高崎営業所にメタノール用タンク5基 (1,500トン貯蔵)を新設し、2012年8月から大型タンクコンテナによる鉄道輸送へ転換した。年間輸送量は、約6万トンを見込む。
(参考文献『Monthlyかもつ』2012年10月号、『日刊工業新聞』2012年8月23日付)

2012.11.18作成

【SKCU】  
SKCU
140358_3

2017.11岡山(タ)駅
【所 有者】 センコー株式会社
【輸送品目】 ポリスチレン
【運用区間】 京葉久保田〜四日市等と思われる
【その他】
 荷主は、PSジャパン(株)であった。同社は旭化成(株)と出光興産(株)が共同出資するポリスチレンメーカーで、千葉工場(袖ヶ浦市中袖)と水島工場 (倉敷市潮通)がある。
 また千葉工場のすぐ近くにセンコー(株)千葉支店 バルクターミナル袖ケ浦基地があり、大量のISOタイプのバルクコンテナが置かれている。京葉久保田 駅にも近い立地である。

2018.1.8作成

【SNIU形式】  
SNIU
122739_6

2021.5百済(タ)駅
【所 有者】 不明
【借受者】 (株)キング・ライン
【輸送品目】 界面活性剤(アンヒトール)
【運用区間】 不明
【その他】
 (株)キング・ラインは、本社が和歌山市湊薬種畑である。また主要取引先には花王(株)や花王ロジスティクス(株)などの花王グループがある。

2021.5.30作成

【STKU形式】  
STKU
194016_8

2016.3大竹駅
【所 有者】 三徳化学工業株式会社
【輸送品目】 過酸化水素専用
【運用区間】 仙台(タ)〜大竹
【その他】
 三徳化学工業(株)(本社:東京都中央区)は宮城工場(仙台市青葉区芋沢)で過酸化水素を製造している。
 同社は2004年度に「環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験」により仙台〜広島間のタンクローリーによる過酸化水素の輸送を鉄道コンテナに シフトした。輸送量は約700トン/年である。

2016.4.2作成

【SUNU形式】  
SUNU
111908_2

2021.12岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 株式会社クラレ
【輸送品目】 メタクリル酸(MAA-H)専用
【運用区間】 新潟(タ)〜東水島(荷票はこちら
【その他】
 発荷主は(株)クラレ、着荷主 は荒川化学工業(株)であった。

2021.12.11作成
SUNU
120901_5

2017.9四日市駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 三菱ケミカル株式会社と思われる
【輸送品目】 アクリル酸ブチル専用
【運用区間】 不明
【その他】
 三菱ケミカル(株)四日市事業所はアクリル酸エステルを製造している。

2017.9.16作成
SUNU
131234_2

2017.4四日市駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 三菱ケミカル株式会社と思われる
【輸送品目】 アクリル酸ブチル専用
【運用区間】 不明
【その他】
 三菱ケミカル(株)四日市事業所はアクリル酸エステルを製造している。

2017.8.30作成
SUNU
210904_7

2018.1岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 JFEケミカル株式会社と思われる
【輸送品目】 メタクレゾール酸1号
【運用区間】 不明
【その他】
 JFEケミカル(株)は、コールタールを蒸留・精製し、高純度のフェノール類を製造している。クレゾール類は、フェノールベ ンゼン環の水素の1つをメチル基で置き換えたものである。

2018.7.18作成
SUNU
211440_2

2015.10新潟(タ)駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 株式会社クラレ 又は 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 メタクリル酸
【運用区間】 不明
【その他】
 (株)クラレと三菱瓦斯化学(株)はそれぞれ新潟にある製造拠点でメタクリル酸を生産している。そのためこのコンテナは両社 のどちら かが荷主と思われる。

2015.10.11作成
SUNU
211223_0

2016.7倉賀野駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 テイカ株式会社
【輸送品目】 テイカトックスNE1270-P
【運用区間】 大阪(タ)〜倉賀野と思われる
【その他】
 「テイカトックスNE1270-P」はテイカ(株)が製造・販売する界面活性剤「ナトリウム高級アルコールエトキシサル フェート」である。
 テイカ(株)は1919年に帝国人造肥料(株)として設立され、1942年に社名を帝国化工(株)と改称、1961年6月に大阪工場(大阪市大正区船 町)で界面活性 剤の製造を開始した。社名は1989年にテイカ(株)に改称されている。
 群馬八幡駅に隣接してP&G(株)高崎工場がある た め、同工場向けの界面活性剤を輸送しているものと思われる。

2016.8.14作成

SUNU
240618_0

2015.2 大宮操駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 テイカ株式会社
【輸送品目】 テイカトックスN5040
【運用区間】 不明
【その他】
 「テイカトックスN5040」はテイカ(株)が製造・販売する界面活性剤「キュメンスルホン酸ナトリウム」である。
 テイカ(株)は1919年に帝国人造肥料(株)として設立され、1942年に社名を帝国化工(株)と改称、1961年6月に大阪工場(大阪市大正区船 町)で界面活性 剤の製造を開始した。社名は1989年にテイカ(株)に改称されている。

2015.2.22作成
SUNU
240925_5

2015.10新潟(タ)駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 株式会社クラレ 又は 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 メタクリル酸メチル
【運用区間】 不明
【その他】
 (株)クラレと三菱瓦斯化学(株)はそれぞれ新潟にある製造拠点でメタクリル酸メチルを生産している。そのためこのコンテナ は両 社の どちらかが荷主と思われる。

2015.10.11作成
SUNU
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2013.8名古屋(タ)駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 東亞合成株式会社
【輸送品目】 アクリックスC-1
【運用区間】 不明
【その他】
 「アクリックスC-1」は東亞合成(株)が製造・販売する特殊アクリル酸エステルである。同社名古屋工場で製造されている。

2013.10.14作成
SUNU
241243_3

2016.7倉賀野駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 テイカ株式会社
【輸送品目】 テイカトックスN5040
【運用区間】 大阪(タ)〜倉賀野と思われる
【その他】
 「テイカトックスN5040」はテイカ(株)が製造・販売する界面活性剤「キュメンスルホン酸ナトリウム」である。
 テイカ(株)は1919年に帝国人造肥料(株)として設立され、1942年に社名を帝国化工(株)と改称、1961年6月に大阪工場(大阪市大正区船 町)で界面活性 剤の製造を開始した。社名は1989年にテイカ(株)に改称されている。
 群馬八幡駅に隣接してP&G(株)高崎工場がある た め、同工場向けの界面活性剤を輸送しているものと思われる。

2016.8.14作成

【TKCU形式】  
TKCU
199101_9

2015.10 酒田港駅
【所 有者】 東北東ソー化学株式会社
【輸送品目】 塩化カルシウム専用
【運用区間】 酒田(港)〜名古屋(貨)駅専用
【その他】
 酒田港駅にはJOT所有の塩化カルシウム専用のISOタンクコンテナも留置してあったが、東北東ソー化学(株)所有も存在する。運用表記は酒田港〜名古 屋(タ)間であるが、着荷主は不明である。

2015.10.11作成
TKCU
199151_2

2015.10酒田港駅
【所 有者】 東北東ソー化学株式会社
【輸送品目】 カセイソーダ液専用
【運用区間】 酒田(港)〜八戸(貨)駅専用
【その他】
 酒田港駅に隣接して工場を構える東北東ソー化学(株)は専用線を用いてタンク車による苛性ソーダや液化塩素などの輸送が盛んであったが、2008年3月 に全 廃された。その後、同社は酒田港〜八戸貨物駅専用の液化塩素のISOタンクコンテナの運用を開始したが、更に苛性ソーダ液専用のISOタンクコンテナも登 場した。運用表記は液化塩素同様に酒田港〜八戸貨物となっている。三菱製紙 (株)八戸工場向けの輸送に使われているのであろうか?

2015.10.11作成

【TOAU形式】  
TOAU
5541300

2017.10高松(タ)駅
【所 有者】 東亞物流株式会社
【輸送品目】 DACモノマー水溶液
【運用区間】 不明
【その他】
 高松(タ)駅を拠点に運用されているようで、東亞合成(株)坂出工場が発荷主と思われる。同社坂出工場は、アクリル系モノマーを製造している。

2017.10.28作成

【TYCU形式】  
TYCU
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2012.2神戸(タ)駅
【所 有者】 トーヨーケム株式会社
【輸送品目】 水性塗料専用
【運用区間】 越谷(タ)〜神戸(タ)と思われる
【その他】
 トーヨーケム(株)所有のUT9A形式(水性塗料専用)が越谷(タ)〜神戸(タ)で運用されている模様なので、同様な輸送と思われる。

2012.7.22作成

【WPCU形式】  
WPCU
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2012.7横浜本牧駅
【所 有者】 不明
【借受者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 超純アンモニア水
【運用区間】 新潟(タ)〜横浜本牧
【その他】
 新潟からISOタンクコンテナで月間5〜6個到着する化成品が横浜本牧駅の保税蔵置場で輸出通関を行っている。台湾や中国、米国方面の輸出用である。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2004年10月1日号)

2012.8.11作成

【ZENU形式】  
ZENU
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2016.9八戸貨物駅
【所 有者】 全農物流(株)
【輸送品目】 生乳
【運用区間】 八戸貨物〜隅田川
【その他】
 全農青森県本部は、年間約8万トンを主に関東方面へ出荷している。(株)エーコープライン盛岡営業所は2002年秋から、八戸貨物〜隅田川間で生乳の鉄 道輸送を開始した。ローリー輸送からの転換。東北町の冷却処理施設から茨城の乳業メーカーに納入する月間850トンを、毎日2個のISOタンクコンテナを 用いて鉄道で運ぶ。同社では今回5個のISOタンクコンテナを製造した。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2003年7月1日号、3面)

2016.10.18作成

ZENU
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2011.8梅田駅
【所 有者】 全国農業協同組合連合会
【借受者】 ホクレン農業協同組合連合会
【輸送品目】 生乳
【運用区間】 釧路貨物・帯広〜隅田川・名古屋(タ)・梅田
【その他】
 ホクレンの所有する生乳用コンテナである。1988年4月から鉄道による生乳輸送が開始された。特にフェリー輸送に対して競争力を持つ梅田への輸送量が 多い一方で、関東向けは1993年7月からホクレン専用のRORO船が就航したため、鉄道貨物の輸送量が減っている。
(参考文献:「北海道産生乳≠コンテナ輸送」『鉄道ジャーナル』通巻第326号、1993年所収)

2012.7.28作成 2015.2.22訂補

計106種類(2021.12.11)

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