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私有コンテ ナ総覧 タンクコンテナ篇A

<12ftコンテナ> UT5A UT5C UT5E UT5F UT6A UT6C UT07C
<20ft級コンテナ> UT5 UT06C UT7 UT7A UT7C UT8A UT8C UT9 UT9A UT9C UT9F 

【UT5形式】
UT5-9

1998.3土浦駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 呉羽化学工業株式会社(現、株式会社クレハ)
【輸送品目】 塩化ビニリデン樹脂専用
【運用区間】 小名浜〜百済
【その他】
 (株)クレハは、いわき事業所で包装材の原料となる塩化ビニリデン樹脂の製造を行っており、樹脂加工事業所が兵庫県丹波市柏原町北中150にあり、 「NEW クレラップ」等を生産している。
同社webサイト参 照)

 いわき事業所から樹脂加工事業所柏原への原料・塩化ビニリデン樹脂の輸送に20ftタンクコンテナを利用している。(参考文献:『Monthlyかも つ』2011年1月号)

2012.7.21作成 2022.9.11写真差替
UT5-5002
(1)

2016.3倉敷駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 無水マレイン酸専用
【運用区間】 東水島〜神栖
【その他】
 筆者は荷票を捉えることに失敗してしまったが、f.kashimaさんのブログ「総武線沿線の備忘録」の2014.12.22付 の記事(佐 原にて その1)によると、日本石油輸送(株)所有のUT5-5001(無水マレイン酸専用)は東水島〜神栖の運用で、三菱化学(株)水島事業所 から三洋化成工業(株)鹿島工場向けの輸送に使用されてい た。

2016.7.4作成
UT5-5002
(2)

2018.10岡山(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 三菱ケミカル物流株式会社
【輸送品目】 無水マレイン酸専用
【運用区間】 東水島〜北九州(タ)(荷票はこちら
【その他】
 借受者が三菱化学(株)から三菱ケミカル物流(株)に変更されている。
 着荷主は、DIC九州ポリマ(株)である。所在地は大分県 中津市大字田尻2680-1である。

2021.6.26作成 2021.12.11訂補
UT5-5004

2011.9東水島駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 無水マレイン酸専用
【運用区間】 東水島〜東京(タ)と思われる
【その他】

2012.8.11作成

【UT5A形式】  
UT5A-1

2012.7京葉久保田駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学株式会社
【輸送品目】 エチレン酢酸ビニル液専用
【運用区間】 京葉久保田〜大阪(タ)・梅田・福知山・和歌山
【その他】

2012.7.28作成
UT5A-24

2009.4京葉久保田駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本エイアンドエル株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 京葉久保田〜富士など
【その他】
 日本エイアンドエル(株)(日本A&L)は、1999年7月に住友化学(株)が85%、三井化学(株)が15%を出資して設立されたABS樹脂 及びSBRラ テックス等の製造・販売を行う会社である。
 工場は千葉、大阪、愛媛にある。

2012.7.19作成
UT5A-29

2010.10秋田貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 サンノプコ株式会社
【輸送品目】 ステアリン酸カルシウム
【運用区間】 名古屋(タ)〜秋田貨物など
【その他】
 サンノプコ(株)は、三洋化成工業100%出資の消泡剤、分散剤、潤滑剤などの化成品メーカーである。製造拠点としては、愛知県東海市新宝町31-1 に名古 屋事業所がある。
 ステアリン酸カルシウムは製紙用の離型剤として利用されるため、秋田貨物駅到着のコンテナは日本大昭和板紙(株)に納入されるものと予想される。

2012.6.30作成
UT5A-30

2003.1新居浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本ゼオン株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 新南陽〜新居浜
【その他】
 着荷主は大王製紙(株)だろうか?

2012.7.28作成
UT5A-36

2010.5岐阜(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 ハイモ株式会社
【輸送品目】 DMABC専用
【運用区間】 広島(タ)〜八戸貨物
【その他】
 ハイモ(株)は、水処理薬剤メーカーで、高分子凝集剤「ハイモロック」などを製造・販売している。事業所としては、青森工場(おいらせ町)、神奈川工場 (茅ヶ 崎市)、山口工場(田布施町)の3カ所がある。

2012.6.30作成
UT5A-39

1995.12半田埠頭駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本合成ゴム株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.28作成
UT5A-54

2018.6稲沢駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本エイアンドエル株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 新居浜〜全国各地と思われる
【その他】
 
2018.12.2作成
UT5A-60

2011.11新居浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住化エイビーエス・ラテックス株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 新居浜〜全国各地と思われる
【その他】

2012.8.11作成
UT5A-75

2017.10新居浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本エイアンドエル株式会社
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 新居浜〜全国各地と思われる
【その他】
 新居浜駅にはUT5A形式のラテックス専用コンテナが多数留置されているが、日本エイアンドエル(株)、住化A&L(株)、無表記のものが入り 混じっている。

2017.10.28作成
UT5A-78

2007.9下関駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学工業株式会社
【輸送品目】 加工樹脂水溶液専用
【運用区間】 京葉久保田〜下関か?
【その他】

2012.7.28作成
UT5A-79

2015.8京葉久保田駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学株式会社
【輸送品目】 エチレン酢酸ビニル液専用
【運用区間】 京葉久保田〜大阪(タ)・梅田・福知山・和歌山
【その他】

2021.6.26作成
UT5A-100

2008.7京葉久保田駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 住友化学株式会社
【輸送品目】 エチレン酢酸ビニル液専用
【運用区間】 京葉久保田〜大阪(タ)・梅田・福知山・和歌山
【その他】

2016.8.20作成
UT5A-110

2000.1神戸港駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 ミヨシ油脂株式会社
【輸送品目】 脂肪酸専用
【運用区間】 神戸港〜東京(タ)
【その他】
 ミヨシ油脂(株)の神戸工場は兵庫県神戸市長田区苅藻通7-1-48にあり、各種脂肪酸を製造している。

2012.6.30作成 2012.7.16訂補  2022.9.11写真差替
UT5A-111

1998.3横浜本牧駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本石油株式会社
【輸送品目】 パラフィンワックス専用
【運用区間】 横浜本牧〜大阪(タ)
【その他】

2021.6.6作成
UT5A-112

2003.8横浜本牧駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 新日本石油株式会社
【輸送品目】 パラフィンワックス専用
【運用区間】 横浜本牧〜大阪(タ)
【その他】

2012.8.14作成
UT5A-124

2004.12四日市駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本合成ゴム株式会社(現、JSR株式会社)
【輸送品目】 アクリルエマルジョン専用
【運用区間】 四日市〜水沢
【その他】
 水沢駅の到着荷主は不明だが、アクリルエマルジョンが粘・接着剤で使われるということから、北上市村崎野14地割453番地5に立地する東北ユーロイド工業(株)ではないかと考えられる。同社は三井化学(株) が 100% 出資しており、ホルマリンや合板用接着剤の東北地方の生産拠点として機能している。
 尚、同社はかつて村崎野駅に専用線を保有し、その専用線廃止後も太郎代〜北上のタキによるメタノール輸送の到着荷主として鉄道貨物輸送を利用してきたと いう歴史がある。

2012.7.8作成
UT5A-127

2017.5笠寺駅
【所 有者】 BASFポゾリス株式会社と思われる
【輸送品目】 コンクリート混和剤専用
【運用区間】 不明
【その他】
 川崎貨物駅を拠点に運用されている模様で、BASFポゾリス(株)が荷主と思われる。

2018.1.8作成
UT5A-133

1999.2羽前水沢駅
【所 有者】 水澤物流株式会社
【使用者】 水澤化学工業株式会社
【輸送品目】 塩ビ安定剤専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.8.5作成 2022.9.11写真差替
UT5A-136

2009.4越谷(タ)駅
【所 有者】 合同酒精株式会社
【輸送品目】 酒類専用
【運用区間】 不明
【その他】
 合同酒精(株)東京工場は千葉県松戸市上本郷字仲原250にある。越谷(タ)駅からは他工場への原料アルコールの輸送が行われているのであろうか。

2012.7.28作成
UT5A-145

2013.6釧路貨物駅
【所 有者】 森永乳業株式会社
【輸送品目】 牛乳専用
【運用区間】 釧路貨物〜梅田等と思われる
【その他】

2013.7.3作成
UT5A-148

2010.10秋田貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 サンノプコ株式会社
【輸送品目】 ポリカルボン酸ナトリウム専用
【運用区間】 名古屋(タ)〜秋田貨物
【その他】

2012.7.1作成

【UT5C形式】  
UT5C-12

2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 株式会社ダイセルと思われる
【輸送品目】 1.3ブチレングリコール専用
【運用区間】 大竹〜東京(タ)
【その他】
 (株)ダイセルは大竹工場の1,3-ブチレングリコールの生産能力を2割増強する。1,3-ブチレングリコールは主に化粧品原料として使用され、アジア を中 心に需要が伸びている。増強は2016年11月に完了する予定。(同社webサイトよ り)

2012.8.11作成 2016.4.2訂補
UT5C-15

2009.4越谷(タ)駅
【所 有者】 東亞合成株式会社
【輸送品目】 アクリル酸ジメチルアミノエチル専用
【運用区間】 名古屋(タ)〜越谷(タ)か?
【その他】

2012.7.21作成
UT5C-16

2011.12大竹駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 ダイセル化学工業株式会社
【輸送品目】 PLACCEL M専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.7作成
UT5C-18

2015.9大宮操駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 ASKケミカルズジャパン株式会社
【輸送品目】 イソキュアパートT専用
【運用区間】 不明
【その他】
 「イソキュア」は鋳造製品用のバインダーでパートT、パートUにそれぞれ様々なグレードがあり、イソキュア・コールドボックス法と呼ばれる熱を必要と しない高速鋳型造型法に用いられている。
(※ASKケミカルズジャパン(株)のweb サイ トより)

2015.9.20作成
UT5C-21

2006.3隅田川駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 川口化学工業株式会社と思われる
【輸送品目】 スチレン化フェノール専用
【運用区間】 隅田川〜四日市
【その他】
 川口化学工業(株)は有機ゴム薬品メーカーとして、タイヤ及び各種ゴム製品メーカーを中心に加硫促進剤、老化防止剤、加硫剤などの各種化学薬品を供給し てい る。
 スチレン化フェノールは主に老化防止剤に用いられる。
 同社は埼玉県川口市領家4-6-42に川口工場がある。

2012.7.7作成
UT5C-25

1998.7長町駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社日本触媒と思われる
【輸送品目】 アクリル酸ジメチルアミノエチル専用
【運用区間】 姫路貨物〜八戸貨物
【その他】
 八戸貨物駅の着荷主はハイモ(株)であった。

2012.8.18作成 2022.9.24写真差替
UT5C-29

2006.3延岡駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 旭化成ファインケム株式会社
【輸送品目】 α-MSD専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.28作成
UT5C-32

2004.8高岡貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 東亞合成株式会社
【輸送品目】 メタリルクロライド専用
【運用区間】 高岡貨物〜延岡
【その他】
 かつてはメタリルクロライド専用のタキ11450形という1形式1両の珍車が伏木〜南延岡で運用されていたが、これがコンテナ化されたもの。尚、メタリ ルクロライドはアクリル繊維の改質剤として使われるとのことだが、着荷主は当然、旭化成せんい(株)と思われる。

2012.7.2作成
UT5C-35

2000.5宮城野駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 ウレタン樹脂溶液専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.14作成 2021.6.6写真差替
UT5C-39

2016.3東水島駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本ゼオン株式会社
【輸送品目】 シクロペンタン専用
【運用区間】 東水島〜京都貨物
【その他】
 京都貨物駅の着荷主は、パナソニック草津であった。

2016.4.3作成
UT5C-45

2008.3苫小牧駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 花王株式会社と思われる
【輸送品目】 脂肪酸専用
【運用区間】 和歌山〜苫小牧
【その他】

2012.6.30作成

【UT5E形式】  
UT5E-1

2017.9四日市駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 JSR株式会社と思われる
【輸送品目】 アクリルエマルジョン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 JSR(株)は四日市駅を拠点にアクリルエマルジョン専用(UT5A-124参 照)のコンテナを使用している。

2017.12.7作成
UT5E-2

2009.4越谷(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 大日本インキ化学工業株式会社か?
【輸送品目】 ポリエーテルポリオール専用
【運用区間】 不明
【その他】
 大日本インキ化学工業(株)はポリエーテルポリオール専用のUT4A-52、53を所有しているため、このコンテナも同社が借受者である可能性がある。

2012.7.21作成
UT5E-9

2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日揮触媒化成株式会社
【輸送品目】 カタロイド専用
【運用区間】 北九州(タ)〜岐阜(タ)か?
【その他】
 日揮化学(株)と触媒化成工業(株)が2008年7月1日に合併し、日揮触媒化成(株)が発足した。
 カタロイドは旧触媒化成工業の水系シリカゾルで、触媒担体、各種バインダー、研磨材料に使われる。カタロイドは同社の北九州事業所(北九州市若松区北湊 町13-2)で製造されている。

 尚、触媒化成工業はカタロイドの輸送をJOTU671514_7などのISOタンクコンテナでも行っている(こちらを参照)。

2012.7.5作成 2013.1.13訂補
UT5E-11

2011.11新居浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本ゼオン株式会社と思われる
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 川崎貨物〜新居浜と思われる
【その他】
 2013年3月現在、川崎貨物駅にはラテックス専用のUT5E形式やUT5A形式が多数留置されていた。いずれも日本ゼオン(株)のラテックス輸送に利 用さ れていると思われる。
(※川崎市には旭化成ケミカルズ(株)のラテックス生産拠点もあるが、同社はラテックス輸送に12ftタンクコンテナは利用していない模様)

2013.3.20作成
UT5E-16

2015.8川崎貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本ゼオン株式会社と思われる
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 川崎貨物〜新居浜と思われる
【その他】
 
2022.9.24作成開始
UT5E-17

2003.1松山駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本化学飼料株式会社
【輸送品目】 液体調味料専用
【運用区間】 五稜郭〜松山(荷票の写真はこちら
【その他】
 日本化学飼料(株)は水産資源を活用した油脂や各種飼料の製造・販売を行うユニークな企業として知られたが、水産資源の減少などで売上が縮小し経営が行 き詰 まった。2008年5月には自主再建を断念、翌2009年11月には特別清算が決定した。同社の事業は日本水産(株)(ニッスイ)の子会社の北海道ファインケミカル(株)が引き継いだ。

 日本化学飼料(株)はかつては函館駅の専用線から道内各地や時には東京都内まで自社のタンク車で魚油を輸送していたため、私有貨車ファンにはよく知られ た会 社であったようだ。
 北海道の水産資源を活かしたユニークな地方企業であっただけに経営破綻は残念である。経営母体が変わり、鉄道コンテナ輸送がどのようになったのか分から ないが、ニッスイのホームページには北海道ファインケミカル(株)で貯蔵される魚油を内航船タンカーでニッスイの鹿島工場に移送しているという紹介があ る。
(ニッスイwebサイト:北海道ファイ ンケミカルが事業を開始

2012.7.3作成
UT5E-22

2003.5 神栖駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 ダイキン工業株式会社と思われる
【輸送品目】 FD-532HFC専用
【運用区間】 神栖〜全国各地か?
【その他】
 HFCとはHydro Fluoro Carbonのことで、冷媒などに用いられる。

2012.7.21作成
UT5E-23

2012.7相模貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 ハイモ株式会社と思われる
【輸送品目】 高分子凝集剤専用
【運用区間】 不明
【その他】
 ハイモ(株)神奈川工場は神奈川県茅ヶ崎市萩園埋田835にある。同社は高分子凝集剤として廃水処理薬品のハイモロックシリーズを製造・販売している。

2012.7.29作成

UT5E-25

2019.9姫路貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 不明
【輸送品目】 コンクリート混和剤専用
【運用区間】 不明
【その他】
 姫路貨物駅構内でデグサ社のUT5E形式のコンクリート混和剤専用を目撃したことがあり、このコンテナもデグサ社〔現、エボニックジャパン(株)〕かも しれない。

2019.11.11作成
UT5E-26

2019.11新居浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本ゼオン株式会社と思われる
【輸送品目】 ラテックス専用
【運用区間】 新南陽〜新居浜と思われる
【その他】
 新居浜駅構内にはJOT所有のラテックス専用が多数留置されている。

2019.11.11作成
UT5E-27

2019.3鳥栖(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 JSR株式会社と思われる
【輸送品目】 ラテックス専用 #2108
【運用区間】 四日市〜鳥栖(タ)と思われる
【その他】
 JSR(株)のスチレンブタジエンラテックス(SBLTX)のグレードに「2108」があり、用途はタイヤコードなどになっている。そのためブリヂスト ン(株)向けの輸送と思われる。

2019.7.14作成
UT5E-28

2002.2富士駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本製紙株式会社
【輸送品目】 リグニン液専用
【運用区間】 大竹〜水沢
【その他】
 現在は日本製紙ケミカル(株)が借受者となっている。

2021.6.6作成
UT5E-33

2013.6神栖駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 花王株式会社
【輸送品目】 コンクリート混和剤専用
【運用区間】 不明
【その他】
 コンテナの側面に「製品名は、マイティ3000」と表示されており、花王(株)が借受者と分かった。

 花王(株)鹿島工場は1980年、食油、モノグリセライド、脂肪酸、アミンを供給する化学工場として稼動を開始し、その後、コピー機トナーの原料樹脂 (ト ナーバインダー)や家庭品原料の供給基地として、花王の家庭品事業や化学品事業などを支えるべく生産活動を行っているとのことだが、コンクリート混和剤の 生産を行っているかは不明である。
『レ スポンシブル・ケアニュース』冬季号 No.64

2013.6.9作成
UT5E-34

2006.3西大分駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 昭和高分子株式会社(現、昭和電工株式会社)
【輸送品目】 ポリゾール専用
【運用区間】 不明
【その他】
 昭和高分子(株)のポリゾール専用コンテナと言えば、UT1形式が長年使われており、西大分〜富士間で運用されているが、このUT5E形式は西大分〜富 士間 の輸送には使われていないようだ。
 尚、昭和高分子(株)は2010年7月に親会社の昭和電工(株)に吸収合併して消滅した。

2012.7.8作成

UT5E-35

2011.12広島(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 BASFジャパン株式会社と思われる
【輸送品目】 コンクリート混和剤専用
【運用区間】 不明
【その他】

2013.1.13作成 2015.8.24訂補
UT5E-37
UT5E-39

2015.8川崎貨物駅
所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 BASFジャパン株式会社
【輸送品目】 コンクリート混和剤専用
【運用区間】 川崎貨物〜大竹
【その他】
 BASFポゾリス(株)は日本の建設化学品業界におけるリーディングカンパニーとして50年以上業界を牽引し、高性能AE減水剤、AE減水剤などのコン ク リート用化学混和剤製品を製造・販売してきた。コンクリート混和剤の主要生産拠点は茅ヶ崎市である。
 同社は2012年7月1日に親会社のBASFジャパン(株)に吸収合併された。(同社web サイトより)

2015.8.24作成
UT5E-53

2018.1岡山(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日揮触媒化成株式会社
【輸送品目】 カタロイド専用
【運用区間】 不明
【その他】
 
2022.9.11作成
UT5E-55

2015.11四日市駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 JSR株式会社と思われる
【輸送品目】 アクリルエマルジョン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 四日市駅構内にはJSR(株)所有のアクリルエマルジョン専用のUT5A形式が留置されているのをよ く目 撃できるため、このUT5E形式もJSR(株)が借受者と思われる。

2015.11.10作成
UT5E-59

2011.12大竹駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本製紙ケミカル株式会社
【輸送品目】 リグニン液専用
【運用区間】 大竹〜水沢・千葉貨物
【その他】

2012.7.7作成
UT5E-65

2018.10岡山(タ)駅
所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 デグサ社
【輸送品目】 コンクリート混和剤専用
【運用区間】 不明
【その他】
 デグサ社はドイツの化学メーカーで、現在はEvonik社となっている。エボニック ジャパン(株)はコンクリート混和剤を取り扱っているようだが、製造拠点等の詳細は不明。

2018.12.2作成
UT5E-66

2007.9下関駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 大日本インキ化学工業株式会社
【輸送品目】 加工樹脂水溶液専用
【運用区間】 不明
【その他】

2018.1.28作成
UT5E-70

2017.9四日市駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社日本触媒と思われる
【輸送品目】 トリエタノールアミンS90専用
【運用区間】 不明
【その他】

2017.12.7作成

【UT5F形式】  
UT5F-9

2016.10熊谷(タ)駅
【所 有者】 DOWA通運株式会社
【輸送品目】 産業廃棄物

         写真廃液 専用
【運用区間】 熊谷(タ)〜大館と思われる
【その他】
 写真廃液(定着廃液・現像廃液)やPS現像廃液・CTP現像廃液は、中和または焼却処理するが、定着廃液に含まれている銀は電解処理後に精錬し、銀イン ゴットとしてリサイクルできるとのこと。

2016.10.18作成
UT5F-17

2004.8玉前駅
【所 有者】 同和通運株式会社
【輸送品目】 ジオキサン10%水溶液
         DMAC 10%水溶液 専用
【運用区間】 玉前〜小坂
【その他】
 DMACは「ジメチルアセトアミド」のことで、極性の高い溶媒として工業的に広く使用される。国内では三菱瓦斯化学(株)が新潟工場で製造している。
 このコンテナは廃液を小坂製錬(株)でリサイクルするための輸送に使用されるものと思われる。

2012.12.24作成

【UT6A形式】  
UT6A-1
UT6A-2
UT6A-3

2002.2名古屋南貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 旭硝子株式会社
【輸送品目】 臭化リチウム水溶液
【運用区間】 浜小倉〜東京(タ)
【その他】
 このコンテナ(UT6A形式)は既に廃形式になり使用されていないとのこと。(Wikipediaよ り)

2012.8.19作成 2012.12.24訂補  2022.10.9写真差替
UT6A-8

2017.11神戸(タ)駅
【所 有者】 日本グリース株式会社
【輸送品目】 グリース専用
【運用区間】 神戸(タ)〜西大分などと思われる
【その他】
 UT6A形式は臭化リチウム水溶液専用のコンテナが廃止になった後は、廃形式となっていたが、近年、コンテナが登場した。
 所有者は日本グリース(株)で、同社は昭和シェル石油(株)系列の潤滑油メーカーである。
 2014年9月に同社下関工場が閉鎖され、生産が横浜工場と神戸工場に集約された。それに伴い製品の輸送距離が伸びて鉄道コンテナが導入されたのかもし れない。
 神戸(タ)駅で返空コンテナを目撃したため、神戸工場を拠点に使用されている模様。

2017.11.28作成

【UT6C形式】  
UT6C-17

2000.9一ノ関駅
【所 有者】 合同酒精株式会社
【輸送品目】 酒類
【運用区間】 八戸貨物〜越谷(タ)、静岡貨物〜越谷(タ)・八戸貨物な ど
【その他】
 合同酒精(株)のタンクコンテナは、主に八戸工場から送り出される原料用アルコール等の輸送に利用している。また、たまに清水工場から東京工場や八戸工 場へ 原料をタンクコンテナで鉄道輸送することがある。
(参考文献:『運輸タイムズ』1998年6月29日付5面)

 しかし2012年春に合同酒精(株)は八戸工場での酒類生産を中止することになった。グループ全体の生産体制の見直しで、酒類生産は他工場に移管・統合 する とのこと。
2012 年2月10日付『デーリー東北』より)

2012.6.30作成 2016.8.20訂補

【UT06C形式】  
UT06C-5001

2007.9下関駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 下関三井化学株式会社と思われる
【輸送品目】 リン酸専用
【運用区間】 不明
【その他】
 下関三井化学(株)は三井化学100%出資の化学メーカーで、本社・工場は下関市彦島迫町7-1-1にある。燐酸などの燐系製品の製造・販売が主力事 業で ある。

2012.7.19作成
UT06C-5005

2017.11岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社辰巳商会
【輸送品目】 クロルスルホン酸専用
【運用区間】 吹田(タ)〜東水島
【その他】
 荷票が読み取れず、荷主は不明だが三國製薬工業(株)と読めるような…。

2017.11.28作成
UT06C-5006

2000.12新南陽駅
【所 有者】 西日本開発株式会社
【輸送品目】 クロルスルホン酸専用
【運用区間】 不明
【その他】
 西日本開発(株)は会社情報が得られず不明である。

2021.6.6作成
UT06C-5016

2003.8福岡(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 日産化学工業株式会社
【輸送品目】 濃硫酸専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.8作成
UT06C-5017

2017.8姫路貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友精化株式会社
【輸送品目】 塩化チオニール専用
【運用区間】 不明
【その他】

2017.8.20作成
UT06C-5024

2019.9姫路貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友精化株式会社
【輸送品目】 塩化スルフリル専用
【運用区間】 不明
【その他】

2019.9.16作成

【UT7形式】  
UT7-5002

2015.6黒磯駅
【所 有者】 東洋インキ製造株式会社
【輸送品目】 水性塗料専用
【運用区間】 不明 
【その他】
 東洋インキグループの関東地方の製造拠点は川越市にあるが、北海道への水性塗料の供給にタンクコンテナが利用されているものと思われる。

2015.9.20作成

【UT07C形式】  
UT07C-1

2015.8川崎貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 JX日鉱日石エネルギー株式会社と思われる
【輸送品目】 イソプロピルエーテル専用
【運用区間】 川崎貨物〜大阪(タ)など
【その他】
 JX日鉱日石エネルギー(株)川崎製造所の装 置構成(2010年10月22日現在)によるとイソプロピルエーテルの生産能力は800トン/年である。イソプロピルエーテルの用途は、フェノー ル回収溶剤、医薬・抗生物質等の抽出溶剤、化学中間体原料などである。
 そのため三井化学(株)大阪工場で生産されるフェノールの回収溶剤向けなのかもしれない。

2015.8.24作成

【UT7A形式】  
UT7A-5001

2003.8東福山駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 マナック株式会社
【輸送品目】 NBR-3専用
【運用区間】 東福山〜東京(タ)など
【その他】
 マナック(株)は1948年に松永化学工業(株)として設立され、各種臭素化合物を製造・販売している。本社及び福山工場が広島県福山市箕沖町92にあ る。

2012.6.30作成

【UT7C形式】  
UT7C-6

2016.7倉賀野駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【輸送品目】 ジフェニルジクロロシラン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 信越化学工業(株)が製造するシラン化合物の輸送用コンテナである。

2016.8.14作成
UT7C-5005

2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 東ソー物流株式会社
【輸送品目】 臭化水素酸
【運用区間】 新南陽〜名古屋(タ)
【その他】

2012.7.11作成 2012.9.16訂補
UT7C-5006

2016.7黒井駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 関西化成品輸送株式会社
【輸送品目】 二硫化炭素専用
【運用区間】 安治川口〜黒井
【その他】
 二硫化炭素はセロハンやレーヨンの製造過程で溶剤として利用されているほか、ゴムの加硫促進剤、有機化学原料や浮遊選鉱剤などに用いられる。
 発荷主は四国化成工業(株)で、着荷主は日本曹達(株)二本木工場であった。
 かつて日本曹達は二本木工場で二硫化炭素を製造していたが、生産停止に伴い日本唯一の二硫化炭素メーカーである日本硫炭工業(株)の親会社である四国化 成工 業から、二硫化炭素の供給を受けているようだ。

2016.7.4作成
UT7C-5010

2011.8安治川口駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 関西化成品輸送株式会社
【輸送品目】 二硫化炭素専用
【運用区間】 安治川口〜郡山(タ)・仙台(タ)
【その他】
 安治川口駅発の発荷主は旧・東洋化成工業(株)を合併した東洋紡績(株)で ある。但し、2014年9月 30日付で、四国化成工業(株)は東洋紡績の持つ日本硫炭工業の全株式を取得し連結子会社化した。日本硫炭工業は、日本唯一の二硫化炭素メーカーである。
 到着荷主は郡山(タ)着が大内新興化学工業(株)で、仙 台(タ)着も同様と思われる。同社は須賀川工場と原町工場があり、加硫促進剤などの有機ゴム薬品を製造・販売を行っている。
大内新 興化学工業(株)須賀川工場

2012.7.21作成 2013.2.11訂補 2016.7.4訂補


【UT8A形式】  
UT8A-5009

1998.2富士駅
【所 有者】 北海道乳業株式会社 函館工場
【輸送品目】 煉乳専用
【運用区間】 五稜郭〜隅田川・沼津
【その他】
 沼津駅の着荷主は(株)不二家であった。同社は裾野市に富士裾野工場がある。

2012.7.8作成
UT8A-5013

2013.4西大分駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本油脂株式会社
【輸送品目】 無水マレイン酸専用
【運用区間】 西大分〜大竹
        東水島〜西大分
【その他】
 2006年3月時点では、西大分〜大竹の運用であった。
 しかし日油(株)は、2012年3月末で無水マレイン酸の生産・販売から 撤退す る。しかし、その後も同社は無水マレイン酸誘導体の販売を継続している。

 2013年4月時点でUT8A-5013は東水島〜西大分の運用で、発荷主は三菱化学(株)、着荷主が日油(株)となっている。三菱化学は水島事業 所で無水マレ イン酸を製造し、日油に誘導体の原料として供給しているものと思われる。

2012.7.8作成 2016.8.22訂補・写真差替
UT8A-5031

2015.2 隅田川駅
所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 大同化成工業株式会社
【輸送品目】 ポリアクリル酸ソーダ水溶液専用
【運用区間】 不明
【その他】
 UT1形式を今なお現役で使い続けている大同化成工業(株)だが、20ft級のUT8A形式も運用している。同社は春日部市に製造所があり、UT1形式 とも ども隅田川駅でよく見かけるのだが、東北・北海道筋が主な運用先なのだろうか。

2015.2.22作成
UT8A-5032

1998.4宮城野駅
所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社日本触媒
【輸送品目】 界面活性剤専用
【運用区間】 姫路貨物〜宮城野
【その他】
 アクアリックは(株)日本触媒のアクリル酸系ポリマーで、一般名称は「ポリアクリル酸ナトリウム及び共重合体」である。

2012.7.14作成 2021.10.23写真差替
UT8A-5034

2004.8高岡貨物駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 川崎化成工業株式会社
【輸送品目】 SAQ専用
【運用区間】 川崎貨物〜高岡貨物などと思わ れる
【その他】
 川崎化成工業(株)は三菱化学グループの化学メーカーで、世界有数 のキ ノンメーカーであり、業界大手の地位にある無水フタル酸を中心とした有機酸類メーカーとして、各種誘導体を開発・製造している。事業所は川崎工場が千鳥と 塩浜の2地区に存在している。
 SAQはキノン系製品の1つでパルプ蒸解助剤の同社のブランド名である。高岡貨物駅の着荷主は中越パルプ工業(株)と思われる。同社のSAQコンテナとして は、UT9A-5014も存在するがこちらは隅田川〜八戸貨物などで運用されている模様。

2012.7.14作成 2014.1.12訂補
UT8A-5039

2009.9隅田川駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 日本蒸溜工業株式会社
【輸送品目】 DAQ-50専用
【運用区間】 不明
【その他】
 日本蒸溜工業(株)は本社が千葉県市川市高谷新町9-1で、日本触媒グループ企業の一員としてナフタリン蒸留会社として誕生し、これが社名の由来である との こと。
 以来、主にカルバゾール、アントラキノン、フェナントレン等の多環芳香族化合物や、(メタ)アクリル酸金属塩等の生産を手掛けている。

2012.7.11作成


【UT8C形式】  
UT8C-1

2003.1新居浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 呉羽化学工業株式会社(現、株式会社クレハ)と 思われる
【輸送品目】 オルソ・ジクロロベンゼン専用
【運用区間】 小名浜〜新居浜・西大分
【その他】
 (株)クレハのいわき事業所では、モノクロロベンゼン、パラジクロロベンゼン、オルソジクロロベンゼンの製造を行っている。

2012.7.14作成
UT8C-3
(1)


1999.3四日市駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 ガンマ−ブチロラクトン類専用
【運用区間】 不明
【その他】
 タンク体には三菱油化の社名が残ったままであった。

2013.1.13作成
UT8C-3
(2)

2015.12静岡貨物駅
【所 有者】 清水運送株式会社
【借受者】 日本ケミカル工業株式会社
【輸送品目】 LLC専用
【運用区間】 静岡貨物〜九州方面か?
【その他】
 日本ケミカル工業(株)(本社:静岡市清水区)は、自動車用ケミカ ル製 品・缶容器の製造・販売を主な事業とするメーカーで、工場も本社と同一所在地である。同社の取引先は、トヨタ、日産、マツダ、三菱自工、富士重工、日野、 スズキ、ダイハツ、ヤマハといった自動車メーカー各社となっている。
 LLCは「ロングライフクーラント」であり、冷却系統全体を錆や腐食から長期間保護する高い性能を備えている。
2016.1.3作成
UT8C-6

2015.9大宮操駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社と思われる
【輸送品目】 ガンマ−ブチロラクトン類専用
【運用区間】 不明
【その他】
 タンク体に社名表記が全く無いので借受者は不明だが、UT8C-3と同様に三菱化学(株)が使用と思われる。

2015.9.20作成
UT8C-5004

2012.6南福井駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学株式会社と思われる
【輸送品目】 MDI専用
【運用区間】 新居浜〜全国各地と思われる
【その他】

2012.8.11作成
UT8C-5006

2015.5西浜松駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学株式会社と思われる
【輸送品目】 MDI専用
【運用区間】 新居浜〜全国各地と思われる
【その他】

2021.8.12作成
UT8C-5014

2017.6桜島駅(住友化学(株)桜島中継所内)
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 住友化学株式会社
【輸送品目】 HDI専用
【運用区間】 安治川口〜東京(タ)
【その他】

2017.8.1作成
UT8C-5024

2011.10仙台(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 日本ポリウレタン工業株式会社
【輸送品目】 MDI専用
【運用区間】 新南陽〜仙台(タ)
【その他】

2012.7.29作成
UT8C-5030

2007.9新南陽駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 日本ポリウレタン工業株式会社
【輸送品目】 イソシアネート混合物
【運用区間】 不明
【その他】
 日本ポリウレタン工業(株)が使用するMDI専用の一部は「イソシアネート混合物」に変更となっている。

2016.1.10作成
UT8C-5032

2012.8隅田川駅
【所 有者】 日本新聞インキ株式会社
【輸送品目】 印刷用インキ専用
【運用区間】 不明
【その他】
 日本新聞インキ(株)は毎日、朝日、読売、中日、日経、西日 本な ど全国の主要な新聞社40数社を株主とする新聞印刷用インキメーカーである。東京工場(川崎市)と中部工場(三重県いなべ市)の2工場を擁する。

2012.8.5作成
UT8C-5037

2018.1東水島駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【輸送品目】 無水マレイン酸専用
【運用区間】 不明
【その他】
  三菱ケミカル(株)は1971(昭46)年より水島事業所において、C4留分を原料として無水マレイン酸の生産をスタートし、現在はブタンを原料として生 産を行っている。

2018.1.28作成
UT8C-5039

1999.3四日市駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【借受者】 日本新聞インキ株式会社
【輸送品目】 新聞印刷用インキ専用
【運用区間】 四日市〜黒崎
【その他】
 日本新聞インキ(株)は毎日、朝日、読売、中日、日経、西日 本な ど全国の主要な新聞社40数社を株主とする新聞印刷用インキメーカーである。東京工場(川崎市)と中部工場(三重県いなべ市)の2工場を擁する。

 常置場所は、「四日市市大井の川町2-1」と表記されている。

2021.8.12作成
UT8C-5040

2011.8大阪(タ)駅
【所 有者】 森田化学工業株式会社
【輸送品目】 フッ化水素酸専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.28作成
UT8C-5041

2014.3有田駅
【所 有者】 一宮運輸株式会社
【輸送品目】 過酸化水素水専用
【運用区間】 不明
【その他】
 一宮運輸(株)は本社:愛媛県新居浜市、2011年12月期の年商216億円の物流会社である。主要取引先は、本社が新居浜市にあることから、やはり住 友化学(株)、住化 ロジスティクス(株)とのこと。
 ただ過酸化水素水専用であるこのコンテナは住友化学が荷主では無いと思われるが、有田駅で目撃したという意外性も含めて謎のコンテナである。

2015.11.10作成
UT8C-5051

2016.7黒井駅
【所 有者】 株式会社ボルテックス セイグン
【輸送品目】 塩化メチレン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 信越化学工業(株)直江津工場で製造される塩化メチレンを 黒井駅を起点に輸送するためのコンテナと思われる。

2016.7.27作成

【UT9形式】  
UT9-20

2015.6笠寺駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 新日鐵化学株式会社
【輸送品目】 ピリジン専用
【運用区間】 北九州(タ)〜関東と思われる
【その他】
 タンクコンテナ側面には、工場名として新日鐵化学(株)九州製造所と住所が記載されている。ピリジンはコールケミカル事業の製品である。

2015.6.20作成
UT9-5001

2008.3苫小牧駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 ジエチレングリコール専用
【運用区間】 神栖〜苫小牧と思われる
【その他】

2012.8.14作成

【UT9A形式】  
UT9A-5004

2008.3富士駅
【所 有者】 株式会社ガスケミカル物流西日本
【輸送品目】 アクリルアマイド専用
【運用区間】 梅田・大阪(タ)〜東日本と思われる
【その他】
 (株)ガスケミカル物流西日本は、三井化学(株)系列の(株)MCI物流西日本が前身の物流会社である。2009年に(株) ニヤクコーポレー ション系列となった。
 三井化学(株)大阪工場はアクリルアマイドを生産してい る。アクリルアマイドの主な用途は、高分子凝集剤や紙力増強剤である。

2014.1.12作成
UT9A-5006

2016.8静岡貨物駅
【所 有者】 株式会社ガスケミカル物流西日本
【輸送品目】 アクリルアマイド専用
【運用区間】 大阪(タ)〜静岡貨物
【その他】
 (株)ガスケミカル物流西日本は、三井化学(株)系列の(株)MCI物流西日本が前身の物流会社である。2009年に(株) ニヤクコーポレー ション系列となった。当コンテナは未だに(株)MCI物流西日本の表記のままである。
 三井化学(株)大阪工場はアクリルアマイドを生産してい る。アクリルアマイドの主な用途は、高分子凝集剤や紙力増強剤である。
 静岡貨物駅に到着したコンテナは、富士地区の製紙メーカー向けにアクリルアマイドを供給しているのであろうか。

2016.8.14作成
UT9A-5011

1998.4宮城野駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学工業株式会社
【輸送品目】 加工樹脂水溶液専用
【運用区間】 梅田〜宮城野
【その他】
 目撃時、荷票には着荷主の記載が無かった。加工樹脂水溶液は、紙加工用として使われるため、着荷主は日本製紙(株)石巻工場大昭和製紙(株)岩沼工場だったと思われる。

2021.10.23作成
UT9A-5014

2012.11隅田川駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 川崎化成工業株式会社
【輸送品目】 SAQ専用
【運用区間】 隅田川〜八戸貨物などと思わ れる
【その他】
 川崎化成工業(株)は三菱化学グループの化学メーカーで、世界有数 のキ ノンメーカーであり、業界大手の地位にある無水フタル酸を中心とした有機酸類メーカーとして、各種誘導体を開発・製造している。事業所は川崎工場が千鳥と 塩浜の2地区に存在している。
 SAQはキノン系製品の1つでパルプ蒸解助剤の同社のブランド名である。同社のSAQ専用のコンテナとしてはUT8A-5034も あり川崎貨物〜高岡貨物で運用されているようだが、隅田川駅で目撃したこのコンテナは東北地方で運用されている模様。例えば八戸貨物駅で目撃したSAQコ ンテナを直後に三菱製紙(株)八戸工場内で見かけたことがあ るので、東北地方の紙パルプメーカーの納入に鉄道コンテナ輸送を活用しているものと思われる。

2014.1.12作成
UT9A-5019

2009.4京葉久保田駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学工業株式会社
【輸送品目】 エチレン酢酸ビニル液専用
【運用区間】 京葉久保田〜福岡(タ)
【その他】

2012.7.19作成
UT9A-5022

2017.11岡山(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学工業株式会社
【輸送品目】 エチレン酢酸ビニル液専用
【運用区間】 不明
【その他】

2021.12.11作成
UT9A-5023
UT9A-5024

2010.2梅田駅
【所 有者】 株式会社エム・ティー・ビー
【輸送品目】 アクリルアマイド専用
【運用区間】 千葉貨物〜秋田貨物など
【その他】
 2006年8月に秋田市内でUT9A-5023を目撃した際は、千葉貨物〜秋田貨物の運用であった。三井化学(株)茂原分工場はアクリルアマイドを生産して いる。アクリルアマイドの主な用途は、高分子凝集剤や紙力増強剤である。そのため三井化学(株)茂原分工場から日本製紙(株)秋田工場向けの輸送と思われる。
 一方でUT9A-5024は梅田駅を拠点に運用されている模様。

2014.1.12作成
UT9A-5030

2011.8姫路貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 田岡化学工業株式会社
【輸送品目】 加工樹脂水溶液専用
【運用区間】 不明
【その他】
 田岡化学工業(株)は住友化学(株)が51%を出資する化学 メーカー で、医農薬中間体、写真薬、高機能性樹脂、合成染料、ゴム用添加剤、接着剤、水溶性高分子、ワニス、可塑剤など、幅広い化学製品を手掛ける。工場は淀川工 場(大阪市淀川区西三国四丁目2-11)と播磨工場の播磨地区(兵庫県加古郡播磨町宮西二丁目10-6)、愛媛地区(愛媛県新居浜市大江町1-1)があ る。
 2004年末に住友化学は紙加工用樹脂事業を田岡化学工業に売却した。田岡化学は播磨工場隣接地に新工場を建設し、住友化学の大阪工場ほかグループ外2 社で委託生産していた製品も含め生産する。
(参考文献:『日刊工業新聞』2004年3月12日付)

2012.7.14作成
UT9A-5034

2009.9東京(タ)駅
【所 有者】 東ソー株式会社
【輸送品目】 テトラプロモビスフェノールA(TBA)専用
【運用区間】 新南陽〜東京(タ)と思われる
【その他】

2012.7.21作成
UT9A-5036

2017.11岡山(タ)駅
【所 有者】 東ソー株式会社
【輸送品目】 テトラプロモビスフェノールA(TBA)専用
【運用区間】 新南陽〜東京(タ)と思われる
【その他】

2021.6.26作成
UT9A-5038

2009.4越谷(タ)駅
【所 有者】 東洋インキ製造株式会社
【輸送品目】 水性塗料専用
【運用区間】 越谷(タ)〜神戸(タ)と思われる
【その他】

2012.7.8作成
UT9A-5039

2017.11神戸(タ)駅
【所 有者】 トーヨーケム株式会社
【輸送品目】 水性塗料専用
【運用区間】 越谷(タ)〜神戸(タ)と思われる
【その他】
 トーヨーケム(株)川越製造所(埼玉県川越市中福)から同社西神工場(神戸市西区高塚台1丁目)の工場間輸送で使われていると思われる。

2017.12.2作成
UT9A-5044

2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 株式会社日輪
【借受者】 電気化学工業株式会社
【輸送品目】 EVAテックス
【運用区間】 千葉貨物〜岐阜(タ)
【その他】

2012.7.12作成

【UT9C形式】  
UT9C-6

2018.6稲沢駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 エア・ウォーター株式会社
【輸送品目】 ピリジン専用
【運用区間】 北九州(タ)〜関東方面か?
【その他】
 タールファイン製品であるピリジンは、新日鉄住金化学(株)とエア・ウォーター(株)の合弁会社である(株)シーケムの九州事業所で製造されていると思 われる。
 尚、本コンテナは、元は新日鐵化学(株)が使用していた。

 しかし2018年4月7日付で、エア・ウォーターは、新日鉄住金化学にシーケムの持ち分株式を全て譲渡して合弁事業を解消すると発表した。更に2019 年4月1日付で当該ケミカル関連事業を新日鉄住金(株)及び新日鉄住金化学に譲渡する。そのため本コンテナの使用者にも変化が訪れるかもしれない。

2018.12.2作成
UT9C-16

2012.9北九州(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 新日鐵化学株式会社
【輸送品目】 キシレノール酸専用
【運用区間】 北九州(タ)〜関東方面か?
【その他】
 新日鐵化学(株)とエア・ウォーターケミカル(株)は両社のタール事業を統合し、2004年10月1日に(株)シーケムが発足した。そのため現在、キシ レノール酸は(株)シーケム 九州工場で生産されている。
 キシレノール酸の用途はプラスチック材料、電線ワニスである。

2012.9.30作成
UT9C-5005

2012.7川崎貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社日本触媒か?
【輸送品目】 エチレングリコール専用
【運用区間】 不明
【その他】
 川崎地区のエチレングリコールというと、(株)日本触媒がすぐに思い浮かぶ。しかし借受者を特定するそれ以上の理由は今のところ無し。

2012.8.13作成
UT9C-5006

2017.10新居浜駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 住友化学株式会社か?
【輸送品目】 プロパギルメチルフラン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 詳細不明のコンテナだが、危険物の消防への届け出が「八戸」であることが荷主や輸送区間のヒントになるかもしれない。

2017.10.28作成
UT9C-5008

2013.4西大分駅
【所 有者】 鶴崎海陸運輸株式会社
【借受者】 日油株式会社
【輸送品目】 ポリブデン専用
【運用区間】 不明
【その他】

2013.4.20作成
UT9C-5013

2017.11岡山(タ)駅
【所 有者】 東ソー物流株式会社
【借受者】 東ソー株式会社
【輸送品目】 ジエチレントリアミン専用
【運用区間】 新南陽〜関東と思われる
【その他】

2017.12.2作成
UT9C-5026

1998.3土浦駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 ダイセル化学工業株式会社
【輸送品目】 PLACCEL M専用
【運用区間】 大竹〜小名浜
【その他】
 小名浜駅の着荷主は大日ケミカル(株)であった。同社は (株)ダイ セルのグループ会社で、オリゴマー製品、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂などの製造及び販売を 行う。本社は、いわき市常磐下船尾町杭出作23-11である。

2012.7.21作成 2022.9.11写真差替
UT9C-5029

2003.8東福山駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 マナック株式会社
【輸送品目】 TBP-A専用
【運用区間】 不明
【その他】
 マナック(株)は1948年に松永化学工業(株)として設立され、各種臭素化合物を製造・販売している。本社及び福山工場が広島県福山市箕沖町92にあ る。

2012.7.28作成
UT9C-5037

2009.4小名浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社クレハと思われる
【輸送品目】 モノクロロベンゼン専用
【運用区間】 不明
【その他】

 (株)クレハいわき事業所では、モノクロロベンゼン、パラジクロロベンゼン、オルソ ジクロロベンゼンの製造を行っている。

2012.7.28作成

UT9C-5047

2017.10新居浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 住友化学株式会社
【輸送品目】 PPG専用
【運用区間】 新居浜〜東京(タ)
【その他】

 PPGはポリプロピレングリコールのことで、主な用途はポリウレタン製造のレオロジー添加剤である。

2017.10.28作成
UT9C-5050

2003.5神栖駅
【所 有者】 日立化成工業株式会社
【輸送品目】 不飽和ポリエステル樹脂専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.16作成
UT9C-5053

2006.3隅田川駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 ダイヤニトリックス株式会社
【輸送品目】 アクリルアマイド水溶液専用
【運用区間】 不明
【その他】
 ダイヤニトリックス(株)は2001年に三菱レイヨン(株)が65%、三菱化学(株)が35%出資して設立されたアクリルニトリルチェーンのスペシャリ ティケミカル ズメーカーである。
 アクリルアマイドは同社の横浜工場で生産されており、製紙用薬剤原料・高分子凝集剤原料として使用される。

2012.6.30作成
UT9C-5060

2011.11新居浜駅
【所 有者】 株式会社エム・ティー・ビー
【輸送品目】 DCN専用
【運用区間】 千葉貨物〜新居浜と思われる
【その他】
 DCNとはジシアノノルボルナン88%、トルエン8%であることがタンクコンテナ側面に表記されている。

2012.7.14作成
UT9C-5066

2012.12小名浜駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社クレハと思われる
【輸送品目】 モノクロロベンゼン専用
【運用区間】 不明
【その他】

 (株)クレハのいわき事業所では、モノクロロベンゼン、パラジクロロベンゼン、オルソジクロロベンゼンの製造を行っている。

2012.12.17作成
UT9C-5075

2012.9西岡山駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 日産化学工業株式会社
【輸送品目】 アンモニア水専用
【運用区間】 不明
【その他】

2012.9.12作成
UT9C-8004

2003.8福岡(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社 
【借受者】 日産化学工業株式会社

【輸送品目】 濃硫酸専用
【運用区間】 名古屋(タ)〜福岡(タ)専用
【その他】
 日産化学工業(株)の濃硫酸の輸送で同社名古屋工場が発荷主と思われるが、タンク車による名古屋港〜福岡方面の濃硫酸輸送の情報が無いこともあり、着荷 主は 不明。

2016.1.3作成
UT9C-8005

2010.10盛岡(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社 
【借受者】 日産化学工業株式会社

【輸送品目】 濃硫酸専用
【運用区間】 名古屋(タ)・富山貨物〜福岡(タ)・盛岡(タ)(タ ンク体の表記はこちら
【その他】
 日産化学工業(株)と言えばかつてタンク車を用いて速星駅から全国各地に化成品輸送を行っていたが、現在はタンクコンテナで全国各地に化成品を運んでい る。
 盛岡(タ)駅に到着する分は、かつて花巻空港駅の日本重化学工業(株)専 用線に到着していた速星駅発の濃硫酸専用タンク車がコンテナ化されたものであると思 われる。
 発駅が速星駅の専用線内における車上荷役ではなくて、富山貨物駅に変更されてしまったのが些か残念ではある。

2012.7.3作成
UT9C-8010

2017.11岐阜(タ)駅
【所 有者】 三徳化学工業株式会社 
【輸送品目】 過酸化水素水専用
【運用区間】 仙台(タ)〜大竹と思われる
【その他】
 三徳化学工業(株)(本社:東京都中央区日本橋茅場町2-9 -8)は、 電子工業用過酸化水素を中心に製造・販売しており、工場は宮城工場(仙台市青葉区芋沢字大竹新田10-2)である。
 ちなみに同社は、1962年に保土谷化学工業(株)や日本化薬(株)と共に日本パーオキサイド(株)を設立した。

 UT10C-8005と 同様の輸送と思われため、こちらも着荷主は東広島のルネサスだろうか。

2021.6.26作成




【UT9F形式】  
UT9F-5002

2013.4西大分駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社クレハ
【輸送品目】 モノクロロベンゼン専用
【運用区間】 小名浜〜西大分
【その他】
 運用区間は目撃場所から推定。(株)クレハのいわき事業所では、モノクロロベンゼン、パラジクロロベンゼン、オルソジクロロベンゼンの製造を行ってい る。
 着荷主は、住友化学(株)大分工場だろうか。同工場は農薬の製造を行っており、モノクロロベンゼンはその原料かもしれない。

2013.4.20作成

計130種類(2022.9.24)

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