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私有コンテ ナ総覧 有蓋コンテナ篇@

<12ft一般コンテナ> NC1 U16A U17A U18A U19A U19D U20A U22A
<12ft通風コンテナ> UV1 UV17A UV18A UV19A
<12ft冷蔵コンテナ> UR1 UR16A UR18A UR19A UR20A
<12ft冷凍コンテナ> UF12A UF15A UF16A UF17A

【NC1形式】
NC1-244

2003.8福岡(タ)駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】 関西〜九州と思われる
【その他】
 NC1形式は日本通運(株)所有の12ft有蓋コンテナで1985年に登場した。後に大部分がJR貨物に譲渡された。既に用途廃止が進んでおり殆どが廃 コン となっている。
 NC1-244はパナソニック塗装になっているが、どのような運用であったか詳細は不明である。

2016.1.3作成

【UV1形式】  
UV1-35

2011.12広島(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 西松浦通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 西松浦通運(株)と言えば、UV1形式だけではなくUF25A形式やUF45A形式も利用者としても有名である。ただこのUV1-35は既に使用停止状 態の ようだ。

2012.8.5作成 2013.10.14訂補

【UR1形式】  
UR1-136

2013.6札幌(タ)駅付近の札幌通運(株)敷地内
【所 有者】 札幌通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 既に使用されていないようで、同社敷地内には複数のUR1形式が放置(倉庫して利用中?)されていた。

2013.10.14作成
UR1-347

2015.8川崎貨物駅
【所 有者】 日本フレートライナー株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 廃コンテナと思われる。

2021.3.28作成
UR1-358

2013.6釧路貨物駅
【所 有者】 日本フレートライナー株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 廃コンテナと思われる。

2019.7.20作成
UR1-725

2019.7相模貨物駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 荷票入れに札幌(タ)と書かれているのが気になるが、現役で使用中なのだろうか…。

2019.7.20作成
UR1-1065

1997.8西浜松駅
【所 有者】 函館運送株式会社
【運用区間】 五稜郭〜西浜松など全国各地か
【その他】
 五稜郭駅から農産物などの輸送用に全国各地に運用されていると思われる。

2021.3.28作成

【UF12A形式】  
UF12A-8

2015.10新潟(タ)駅
【所 有者】 株式会社丸和通運
【運用区間】 不明
【その他】
 (株)丸和通運は、2009年2月にクールコンテナのレンタルを終了したヤンマー(株)からクールコンテナを購入して運用しているが、ヤンマーが 2015年3月 末に冷凍機の保守メンテナンスを終了することから、今後もクールコンテナ事業を継続するため、(株)総合車両製作所と共にクールコンテナの開発に取り組 み、米 サーモキング社の冷凍機を搭載したクールコンテナを新規開発した。
(参考文献:『Montlyかもつ』2014年4月号、p24)

2016.8.14作成

【UF15A形式】  
UF15A-140
UF15A-142


2008.11梅田駅
【所 有者】 園田陸運株式会社
【運用区間】 福岡(タ)〜梅田など
【その他】
 UF15A-140の写真はこちら
 園田陸運(株)(本社:鹿児島県垂水市本城3705-2)は、南九州を拠点に食品を中心とした物流会社である。常温・冷蔵・冷凍の3温度帯の輸送と保管 を手 掛け、鉄道へのモーダルシフトにも積極的に取り組んでいる。

2012.7.11作成 2012.7.21訂補
UF15A-156

2013.6函館貨物駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】 北海道〜本州と思われる
【その他】
 函館貨物駅の近くに廃コン置き場があり、函館運送や日本通運の12ftコンテナが無造作に積まれていた。

2013.10.14作成
UF15A-300

2003.8福岡(タ)駅
【所 有者】 ヤンマーディーゼル株式会社
【借受者】 日本通運株式会社、株式会社マイカル
【運用区間】 北海道・九州〜東京・大阪
【その他】
 (株)マイカルは1999年7月から北海道産の野菜をヤンマーのクールコンテナを用いて札幌・帯広・旭川の各貨物駅から東京と大阪地区まで鉄道輸送する モー ダルシフトを開始した。両端のトラック輸送は日本通運(株)が担当する。7月から10月までの期間限定の定期輸送。
 JR貨物はクールコンテナを通年運用するために、今後は九州産の春野菜輸送にも鉄道利用を働きかけていく。
(参考文献:1999年7月7日付『交通新聞』3面)

2012.8.9作成

UF15A-594

『Monthlyかもつ』1996年8月号
【所 有者】 ヤンマーディーゼル株式会社
【借受者】 住友電気工業株式会社
【輸送品目】 光ファイバー
【運用区間】 横浜羽沢〜浜小倉

【その他】
 住友電気工業(株)横浜製作所は光ファイバーの輸送用に特殊パレットの導入やコンテナ内部の改造を行い、25℃の定温で輸送が行われている。
(参考文献:『Monthlyかもつ』1996年8月号)

2015.10.17作成
UF15A-595

2012.9西岡山駅
【所 有者】 株式会社丸運
【運用区間】 不明
【その他】

2012.9.12作成
UF15A-738

1998.4宮城野駅
【所 有者】 ヤンマーディーゼル株式会社
【運用区間】 不明
【その他】

2022.9.24作成
UF15A-806

2000.12下関駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 韓国農水産物流通公社
【運用区間】 不明
【その他】

2012.8.5作成
UF15A-807

2007.9新南陽駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 韓国農水産物流通公社
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.29作成
UF15A-1005

2013.6函館貨物駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】 北海道〜本州
【その他】
 函館貨物駅の近くに廃コン置き場があり、函館運送や日本通運の12ftコンテナが無造作に積まれていた。

2013.10.14作成

【U16A形式】  
U16A-1

2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 株式会社メガスポーツ
【輸送品目】 スポーツ用品
【運用区間】 岐阜(タ)〜広島(タ)
【その他】
 (株)メガスポーツは西日本では一宮(愛知)に物流拠点があり、2002年から北九州向けに鉄道利用を開始した。その後、広島の店舗に合わせた背の低い(U16Aタイプ)コンテナも4個製作し、 鉄道利用を拡大した。岐阜(タ)からは、広島、高知、北九州へコンテナ輸送をしている。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2007年10月号)

2012.8.11作成

【UR16A形式】  
UR16A-4

2003.1新居浜駅
【所 有者】 旭川通運株式会社
【運用区間】 北旭川〜新居浜などと思われる
【その他】
 旭川通運(株)所有のUR16A形式は、一部が北見通運(株)や士別運送(株)に譲渡されている。但し当コンテナは、目撃した時点であまり活用されてい る感じはしな かった。

2012.8.18作成 2016.8.14訂補

【UF16A形式】  
UF16A-296

2012.8隅田川駅
【所 有者】 エキスプレスコーポレーション株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 元々はヤンマーディーゼルが所有。全国通運専用運用であったこともうっすらと残る表記から読み取れる。

2012.8.5作成
UF16A-400

2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 丸和通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】

2012.8.11作成
UF16A-466

2013.6千葉貨物駅
【所 有者】 丸和通運株式会社
【借受者】 日本フレッシュ・ロジスティクス協議会
【運用区間】 不明

【その他】

2019.7.20作成
UF16A-483

2021.5百済(タ)駅
【所 有者】 札幌通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】

2021.5.30作成
UF16A-512

2016.7黒井駅
【所 有者】 高知通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】

2019.7.20作成
UF16A-537

2012.9新南陽駅
【所 有者】 下関海陸運送株式会社
【借受者】 韓国農水産物流通公社
【輸送品目】 キムチ
【運用区間】 下関〜関東方面か?
【その他】

2012.9.30作成
UF16A-556

2007.9下関駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 馬山農産物輸出物流センター
【運用区間】 下関〜全国各地と思われる
【その他】

2012.6.30作成
UF16A-644

2019.7岡山(タ)駅
【所 有者】 高崎通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 元は丸和通運(株)所有で、同社の桃太郎便の塗装がそのままである。

2019.7.20作成

【U17A形式】  
U17A-7

『Monthlyかもつ』1994年6月号
【所 有者】 熊本県養殖漁業協同組合
【運用区間】 熊本〜東京(タ)と思われる
【その他】
 熊本県養殖漁業協同組合は活魚専用の私有コンテナを8個作り、熊本〜東京間で毎週活魚を輸送している。1個のコンテナに320〜400尾のさくら鯛が積 める。
(参考文献:『Monthlyかもつ』1994年6月号)

2015.10.17作成


【UV17A形式】  
UV17A-15

2013.4熊本駅
【所 有者】 九州産交運輸株式会社
【運用区間】 熊本〜関東と思われる
【その他】
 九州産交運輸(株)のUV1形式と一緒に熊本駅の片隅に留置されていた。目撃した2013年4月時点で使用されていなかったものと思われる。

2013.4.20作成

【UF17A形式】  
UF17A-1

2013.6苫小牧(貨)駅付近のコンテナヤード
【所 有者】 函館運送株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 苫小牧(貨)駅付近の海上コンテナを中心としたコンテナヤードの一角にUF17A-1〜6の函館運送(株)所有の冷凍コンテナが置かれていた。現役なの かは 不明だが、あまり使われていないように見えた。

2013.7.3作成

【U18A形式】   
U18A-9

2011.10高岡貨物駅付近の高岡通運(株)敷地内
【所 有者】 高岡通運株式会社
【運用区間】 能町〜相模貨物・浜小倉と思われる
【その他】
 高岡貨物駅近くにある高岡通運(株)の敷地内に大量のU18A形式コンテナが置かれているが、既に使われていない模様。

 高岡通運(株)は中越パルプ工業(株)二塚工場から出荷さ れる新聞 巻取紙のコンテナ輸送用に両側面開きの12ft私有コンテナを10個新規に投入して使用している。主力送り先の相模貨物駅近くに新聞印刷工場が相次いで稼 働し、都内へトラック輸送していたものをコンテナに切り替えたもの。
(参考文献:『運輸タイムズ』1990年7月23日付)

2012.6.30作成 2015.10.17訂補  2016.8.14訂補
U18A-32

2017.9名古屋(タ)駅
【所 有者】 日本コカ・コーラ株式会社
【運用区間】 梅小路〜北海道・東北・関東・中国・九州
【その他】
 日本コカ・コーラ(株)は、守山工場から全国のボトラーに送る原液・香料等の一部をトラックから鉄道コンテナに切り替えるため、私有コンテナを導入し た。1993年11月から年間2,400トンをコンテナで輸送する計画。原液は、20リットル入りの円筒型缶に入っている。
(参考文献:『運輸タイムズ』1993年11月1日付2面)

 同コンテナは、数年前より名古屋(タ)駅構内に留置されたままになっている模様で、使用休止状態のようである。

2017.9.16作成

【UV18A形式】  
UV18A-2

2012.10越谷(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社沖電気カスタマアドテック
【運用区間】 越谷(タ)〜仙台(タ)・梅田と思われる
【その他】
 沖電気工業(株)は、基幹定期便の鉄道シフトを進めており、越谷(タ)〜仙台(タ)の輸送については2004年から鉄道コンテナにシフトした。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2004年1月15日号)

 越谷(タ)〜梅田の輸送は、筆者の目撃場所からの推定である。

 尚、このコンテナは「日本通運武蔵溝ノ口支店」の塗装がうっすら残っており、元は下記の富士通ロジスティックス用のコンテナであった模様。

2012.10.21作成
UV18A-4
(1)

2009.5川崎貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社富士通ロジスティクス 日本通運株式会社武蔵溝ノ 口支店
【運用区間】 川崎貨物〜全国各地と思われる
【その他】

2012.6.30作成
UV18A-4
(2)

2018.1安治川口駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 DHLサプライチェーン株式会社
【運用区間】 川崎貨物〜安治川口などと思われる
【その他】
 DHLサプライチェーン(株)の前身である旧エクセルジャパン(株)は、2004年に富士通ロジスティクス(株)を買収した。
 DHLサプライチェーン(株)が富士通(株)と契約している物流分野のアウトソーシング業務は、幹線トラックや鉄道輸送ネットワークを活用した輸送サー ビス、倉庫管理、梱包資材のデザイン、返品業務、保守部品の配送、重機の搬入設置作業、情報機器のリサイクルビジネス――などである。(LNEWS 2007年6月5日 参照)

2019.7.20作成

【UR18A形式】  
UR18A-4

2009.4千葉貨物駅
【所 有者】 ホクレン農業協同組合連合会
【運用区間】 北海道〜全国各地と思われる
【その他】

2012.6.30作成
UR18A-24

2004.8沼津駅
【所 有者】 ホクレン農業協同組合連合会
【運用区間】 北海道〜全国各地と思われる
【その他】

2012.7.21作成
UR18A-106

2015.6笠寺駅
【所 有者】 旭川通運株式会社
【運用区間】 北海道〜全国各地と思われる
【その他】

2015.6.20作成
UR18A-182

2013.6函館貨物駅
【所 有者】 函館運送株式会社
【運用区間】 函館貨物〜越谷(タ)など
【その他】
 函館運送(株)のUR18A形式は、1998年12月に黒磯駅で目撃した際は道 南 食品(株)のチョコやキャラメルを五稜郭〜越谷(タ)で輸送していた。道南食品は(株)明治の100%出資の関連会社である。

2013.10.14作成
UR18A-264

2010.12神栖駅
【所 有者】 北見通運株式会社
【運用区間】 北海道〜本州各地と思われる
【その他】

2012.7.22作成
UR18A-11796

2011.8姫路貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 バンドー化学株式会社
【運用区間】 姫路貨物〜熊谷(タ)
【その他】
 バンドー化学(株)は伝動ベルト、搬送ベルトを中心に化成品なども製造・販売するメーカーである。
 同社の加古川事業所で調達した金属資材は、同社足利事業所で製造されたマルチメディア・パーツ製品に組み付けられる。その通い箱入り金属資材の輸送の一 部がトラックから鉄道へモーダルシフトされ、自社のロゴと社名入りコンテナを1個導入した。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2010年10月15日号)

2012.7.4作成

【U19A形式】  
U19A-3

1999.3川崎貨物駅
【所 有者】 東洋港運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 東洋港運(株)は2001年7月に社名を「東ソー物流(株)」に変更した。

2012.8.5作成 2022.9.24写真差替
U19A-22

2006.11郡山(タ)駅
【所 有者】 日本通運株式会社 郡山支店 (アサヒビール専用)
【輸送品目】 ビール
【運用区間】 郡山(タ)〜東青森・弘前・秋田貨物
【その他】
 アサヒビール(株)福島工場からのビール輸送にJR12ftコンテナと混在して運用されている。東北地方は鉄道によるビール輸送が盛んな地域で、麒麟麦 酒(株)が仙台西港駅から、サッポロビール(株)が名取駅からそれぞれビール輸送を行っているが、専用の私有コンテナを擁しているのは郡山(タ)駅からの アサヒビール だけ である。

2012.7.4作成
U19A-56

2010.11黒井駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【借受者】 信越化学工業株式会社と思われる
【輸送品目】 塩化メチル
【運用区間】 黒井〜安治川口(荷票の写真はこちら
【その他】
 U19A-56は返空だったが、上に置かれたU19A-58は「品名 塩化メチル」等と書かれた紙が荷票差しに入っていた。

2013.1.13作成
U19A-64

2011.10高岡貨物駅 中越パルプ工業(株)専用線内にて
【所 有者】 中央通運株式会社
【借受者】 中越パルプ工業株式会社
【運用区間】 高岡貨物〜隅田川か?
【その他】
 U19A-535と同様に平判紙輸送に使われている模様。

2012.7.14作成
U19A-409

2013.6釧路西港の日本通運(株)ヤード内
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】
 東京タ ⇔ 福岡タ
 隅田川 ⇔ 札幌タ
 名古屋タ ⇔ 札幌タ
 西岡山 ⇔ 高松貨物タ
【その他】
 内航海運にも用いられるR&S(Rail&Sea)コンテナである。
 食品専用の表記がある。日本甜菜製糖(株)芽室製糖所内でこの日通内航コンテナを目撃したの で、同 社の砂糖輸送に主に使われているのかもしれない。

2013.7.3作成
U19A-535

2011.10高岡貨物駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【借受者】 中越パルプ工業株式会社
【輸送品目】 平判紙
【運用区間】 高岡貨物〜隅田川
【その他】
 2003年12月から中央通運(株)で集荷を開始した平判紙輸送は、高岡貨物〜隅田川駅間で日発6〜7個の発送があり、年間9千トンを見込んでいる。中 央通 運は紙輸送の荷痛み防止対策としてラッシングコンテナU19A形式両側二方 開きを開発、20個を製造した。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2004年3月15日号)

2012.7.14作成
U19A-742

2013.6釧路西港の日本通運(株)ヤード内
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】
 東京タ ⇔ 福岡タ
 隅田川 ⇔ 札幌タ
 名古屋タ ⇔ 札幌タ
 西岡山 ⇔ 高松貨物タ
【その他】
 内航海運にも用いられるR&S(Rail&Sea)コンテナである。

2013.7.3作成
U19A-772

2017.9四日市駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【輸送品目】 塩化メチル
【運用区間】 黒井〜四日市と思われる
【その他】
 2017年9月に四日市駅で目撃した際は、「塩化メチル」を輸送していた。
 信越化学工業(株)が製造する塩化メチルを黒井〜四日市で輸送しているのかもしれない。

2017.9.16作成
U19A-796

2015.8 相模貨物駅
【所 有者】 日本通運株式会社 福岡海運支店
【運用区間】 福岡(タ)〜相模貨物と思われる
【その他】

2015.8.24作成
U19A-801

『JR貨物ニュース』2005年12月15日号
【所 有者】 株式会社日本パープル
【運用区間】 大阪(タ)〜横浜羽沢
【その他】
 機密文書を処理する(株)日本パープルは最終処理までを自社の施設で行う。そのため関西地区で回収した機密文書類を東京の自社施設まで運ぶために 2005年 6月に12ft私有コンテナを製作した。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2005年12月15日号)

2015.10.24作成
U19A-802

2018.10岡山(タ)駅
【所 有者】 日本曹達株式会社
【運用区間】 東水島〜高岡貨物
【その他】
 日本曹達(株)の水島工場と高岡工場の工場間輸送に私有コンテナを用いてるようだ。
 高岡貨物駅で目撃した際は、東水島駅に空ドラムを発送するという荷票であった。

2019.7.28作成
U19A-803

2008.7神栖駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【借受者】 日本郵政公社
【運用区間】 全国各地と思われる
【その他】

2012.6.30作成
U19A-805

2018.10岡山(タ)駅
【所 有者】 日本曹達株式会社
【運用区間】 東水島〜高岡貨物
【その他】
 日本曹達(株)の水島工場と高岡工場の工場間輸送に私有コンテナを用いてるようだ。
 高岡貨物駅で目撃した際は、東水島駅に空ドラムを発送するという荷票であった。

2019.7.20作成
U19A-814
U19A-815

2018.1岡山(タ)駅
【所 有者】 日本曹達株式会社
【運用区間】 東水島〜高岡貨物
【その他】
 日本曹達(株)の水島工場と高岡工場の工場間輸送に私有コンテナを用いているようだ。
 高岡貨物駅で目撃した際は、東水島駅に空ドラムを発送するという荷票であった。

2019.8.4作成
U19A-816

2011.10高岡貨物駅
【所 有者】 日本曹達株式会社
【運用区間】 東水島〜高岡貨物
【その他】
 日本曹達(株)の水島工場と高岡工場の工場間輸送に私有コンテナを用いているようだ。
 高岡貨物駅で目撃した際は、東水島駅に空ドラムを発送するという荷票であった。

2012.7.4作成
U19A-824

2019.8倉敷(タ)駅
【所 有者】 日本曹達株式会社
【運用区間】 東水島〜高岡貨物
【その他】
 日本曹達(株)の水島工場と高岡工場の工場間輸送に私有コンテナを用いている模様。

2019.9.16作成

U19A-830

2017.10 金沢(タ)駅
【所 有者】 日本曹達株式会社
【運用区間】 東水島〜高岡貨物
【その他】
 日本曹達(株)は水島工場〜高岡工場の工場間輸送に私有コンテナを用いている。
 輸送品目は「その他毒物」とのこと。

2017.10.28作成
U19A-841

2015.8 相模貨物駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【借受者】 大王製紙株式会社と思われる
【運用区間】 東京⇔高松・伊予三島
【その他】
 大王製紙の紙輸送用と思われる。相模貨物駅で目撃したので、伊予三島〜相模貨物の運用もあるようだ。

2015.8.24作成
U19A-847

2011.10高岡貨物駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【借受者】 中越パルプ工業株式会社か?
【運用区間】 高岡貨物〜首都圏か?
【その他】
 精密機器輸送用と表記されているが、中越パルプの紙パルプ輸送に使用されている模様。

2012.7.14作成
U19A-914

2010.11横浜羽沢駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社
【運用区間】 横浜羽沢〜九州方面
【その他】
 パナソニック モバイルコミュニケーションズ(株)はNTTドコモの基地局製造を担っており、モーダルシフトの取り組みとして、専用の私有コンテナを導 入し た。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2008年7月号)

2012.7.4作成
U19A-930

2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 水島臨海通運株式会社
【借受者】 JFEスチール株式会社
【運用区間】 東水島〜全国各地
【その他】
 JFEスチール(株)西日本製鉄所の倉敷地区から鉄道で出荷される鋼材の量が増加したため、CM効果も狙った私有コンテナを44個製作し、倉敷地区から 全国 各地に運用されている。鉄道輸送は、トラックや船で送りにくかった日本海側から始まり、北海道・東北などへ拡大した。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2008年6月15日号)

2012.8.11作成
U19A-950

2016.9秋田港駅
【所 有者】 水島臨海通運株式会社
【借受者】 JFEスチール株式会社
【運用区間】 東水島〜北海道・宮城 秋田港〜東水島
【その他】
 JFEスチール(株)西日本製鉄所は北海道・宮城向けの電磁鋼板輸 送用に床面を補強した私有コンテナを2008年に導入。現在、44個を保有・運用している。
 北海道向け輸送の一部は秋田に回送し、原料の亜鉛を積んで 戻すなど往復荷化を図っている。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2016年10月15日号、1面)

 秋田製錬(株)が製造する亜鉛を積んで、秋田港駅から東水 島駅に返送されているようだ。

2016.10.18作成

【U19D形式】  
U19D-4

2015.7神栖駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【借受者】 不明
【運用区間】 不明
【その他】
 U19D-6は新座(タ)〜鳥栖(タ)で(株)シジシージャパン、福徳長酒類(株)の製品輸送を行っている(参考文献: 『JR貨物 ニュース』2015年7月15日号)が、このU19D-4は神栖駅で目撃しており、同輸送とは別の運用と思われる。

2015.9.20作成

【UV19A形式】  
UV19A-571

2016.9秋田港駅
【所 有者】DOWA通運株式会社
【運用区間】不明
【その他】
 焼却灰用の無蓋コンテナを多数所有するDOWA通運(株)だが、ついに有蓋コンテナも登場した。秋田港駅構内で目撃したが、同駅が発駅だろうか。

2016.10.18作成
UV19A-591

2017.10高松(タ)駅
【所 有者】日本通運株式会社
【運用区間】不明
【その他】
 RAIL&SEAコンテナで、最近は各地の貨物駅で目撃している。

2017.10.28作成
UV19A-694

2018.1安治川口駅
【所 有者】日本通運株式会社
【運用区間】不明
【その他】
 RAIL&SEAコンテナで、最近は各地の貨物駅で目撃している。

2019.7.20作成
UV19A-753

2018.10岡山(タ)駅
【所 有者】日本通運株式会社
【運用区間】東京(タ)〜福岡(タ)
【その他】
 荷票にヨドバシカメラの表記あり。

2019.8.4作成

【UR19A形式】  
UR19A-6

2012.8沼津駅
【所 有者】 株式会社リコー
【運用区間】 沼津〜全国各地など
【その他】
 (株)リコーは沼津事業所の原料調達の一部をトラックから鉄道輸送に転換するがグル―ン物流パートナーシップ会議のモデル事業に認定され、12ftコン テナ を7個製作した。
 このコンテナは沼津事業所を基点として、
▽アルミ素管の調達先である滋賀と大阪に拠点を持つ(株)シンコーと、山形の富士アルミ管工業(株)間の調達物流で5個
▽福井事業所との横持ち等で1個
▽全国の拠点への製品物流等で1個
計7個をラウンドユース≠オている。
 沼津事業所から、実際にコンテナを使って輸送している500km以上のエリアは、札幌・広島・鳥栖・福岡。これら地域へは、沼津事業所からは100%コ ンテナで送っている。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2006年5月1日号)

2012.8.18作成
UR19A-1264

2016.7黒井駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社ブルボン
【運用区間】 黒井〜西岡山
【その他】
 荷票入れに「ブルボン専用」「黒井⇔西岡山」の表記有り。

2019.8.4作成
UR19A-2228

2019.7 神戸(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 三ツ輪運輸株式会社
【運用区間】 釧路貨物〜神戸(タ)などと思われる
【その他】
 三ツ輪運輸(株)は釧路市に本社を置き、港湾運送を中心とした物流企業だが、釧路貨物駅を拠点に鉄道貨物利用運送事業も手掛けている。JOTの冷蔵コン テナを専用利用して何を輸送しているのかは不明だ。

2019.7.14作成
UR19A-15555

2019.7 岡山(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 北関東メスキュード株式会社
【運用区間】 宇都宮(タ)〜新南陽と思われる
【その他】
 「メスキュード」は、共英製鋼(株)が手掛ける医療廃棄物を安全にリサイクル処理するシステムである。電炉メーカーとしてのノウハウにより、電気炉を用 いて、医療廃棄物の完全無害化溶融による処理を実現している。
 北関東メスキュード(株)は、栃木県下都賀郡壬生町に本社があり群馬・栃木・茨城の北関東3県のメスキュードシステムの代理店である。
 共英製鋼(株)山口事業所(山口県山陽小野田市)は、メスキュードシステムを開発した事業所であり、同事業所への輸送に鉄道コンテナが利用されている模 様。

2019.7.14作成


【U20A形式】  
U20A-37

2008.3富士駅
【所 有者】 日本梱包運輸倉庫株式会社
【輸送品目】 オートバイ
【運用区間】 熊本〜札幌(タ)・盛岡(タ)・新潟(タ)
        西浜松〜札幌(タ)・松山
【その他】
 バイク工場からの出荷は従来、トラックやフェリーを使うケースが殆どだが、その場合まとまった台数を運ばなくてはならないた め着地での在庫がかさみがちだった。もっと手軽に運べる手段があれば鉄道で運びたいというメーカー側の意向に沿ってJR貨物、全国通運(株)、JRF・エ ンジ ニアリング(株)が共同開発したコンテナで、1999年4月から本田技研工 業(株)の オートバイ輸送で使用が開始された。2段積みパレットが積載できるように高さを通常のコンテナよりも10cm高くしているほか、作業を安全かつ効率的に行 えるように天井が開く構造となっている。小型バイクの場合は1パレットに10台、1コンテナあたり20台、大型バイクの場合は1パレットに3〜4台、1コ ンテナあたり6〜8台積載することができる。復路は12ft汎用コンテナとして使用する。バイク以外の農機具などにも利用可能である。
 熊本〜札幌(タ)・盛岡(タ)・新潟(タ)間、西浜松〜札幌(タ)間に1 日2個、西浜松〜松山間に2日に1個を用い輸 送を行っている。現時点では荷主は本田技研工業1社だが、他メーカーからの関心集まっている。
(参考文献:「JR貨物U20A形コンテナ登場」『レイル・マガジン』通巻191号,1999年,p109、1999年6月18日付『交通新聞』3面)

2012.7.4作成 2013.1.13全面更新
U20A-537

2009.8名古屋(タ)駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【輸送品目】 自動車部品
【運用区間】 東海地方〜東北・九州地方
【その他】
 JR貨物の20B形式コンテナを基本スペックに製造し、2002年5月中旬から運用が開始された。積載効率の高いJR貨物の20Bコンテナがフル活用さ れているため、自動車部品メーカーの鉄道利用増に対応するため日本通運(株)がU20A形式30個の導入へ踏み切った。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2002年6月1日号)

2012.7.12作成
U20A-551

2012.7相模貨物駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】
コンテナには下記の表記がされている。
 盛岡(タ) ⇔ 西浜松
 水沢・熊谷(タ)・新座(タ) ⇔ 刈谷コンテナセンター
 高岡貨物 ⇔ 福岡(タ)
 水戸・熊谷(タ)・越谷(タ)・相模貨物・西浜松・岐阜(タ) ⇔ 
 広島(タ)・北九州(タ)・福岡(タ)

【その他】
 自動車部品輸送用と思われる。

2012.8.11作成
U20A-570

2010.12水戸駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】
コンテナには下記の表記がされている。(写真はこちら
 盛岡(タ) ⇔ 西浜松
 水沢・熊谷(タ)・新座(タ) ⇔ 刈谷コンテナセンター
 高岡貨物 ⇔ 福岡(タ)
 水戸・熊谷(タ)・越谷(タ)・相模貨物・西浜松・岐阜(タ) ⇔ 
 広島(タ)・北九州(タ)・福岡(タ)

【その他】
 自動車部品を全国各地に輸送しているようだが、大胆なNISSANのデザインとは裏腹に必ずしも日産自動車向けだけの輸送を行っているわけでは無さそう である。特に盛岡(タ)〜西浜松の運用はトヨタ自動車向けだろう。

2012.7.2作成
U20A-573

2017.7大阪(タ)駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【使用者】 株式会社ジェイテクト
【輸送品目】 自動車部品
【運用区間】 東海・関西〜北九州市
【その他】
 2009年度「グリーン物流パートナーシップ普及事業」の東海・関西〜北九州間の自動車部品の鉄道へのモーダルシフトに使用 されるコンテナと思われる。
 荷主は(株)ジェイテクトトヨタ自動車九州(株)、物流事業者は豊通物流(株)、日本通運 (株)、JR貨物、司企業(株)である。

2017.8.1作成

【UR20A形式】  
UR20A-3

2015.2新座(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 株式会社カタログハウス
【運用区間】 新座(タ)〜福岡(タ)・岡山(タ)

【その他】
 (株)カタログハウスは、ヤマト運輸(株)と共にモーダルシフト配送≠推進している。2002年から東京の東大和物流センターから九州と北海道の配 送をモー ダルシフトした。さらに2007年11月から中国・四国地方でもモーダルシフトを始めた。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2008年3月15日号)

2015.10.24作成
UR20A-228

2017.8稲沢駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 不明
【輸送品目】 自動車部品
【運用区間】 名古屋(タ)〜北九州(タ)

【その他】
 右下に「自動車部品輸送 専用コンテナ」「名古屋タ⇔北九州タ」「★運用限定につき、他区間使用禁止★」の黄色ステッカーが貼ってある。トヨタ系の自動 車部品メーカーが使用していると思われる。

2017.8.14作成
UR20A-10112

2019.7神戸(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 バンドー化学株式会社
【輸送品目】 金属資材など
【運用区間】 神戸(タ)〜熊谷(タ)

【その他】
 バンドー化学(株)は、2010年より同社加古川工場〜足利工場の自社工場間往復輸送に12ft冷蔵コンテナを利用している(UR18A-11796参 照)。日本石油輸送(株)がラッシングベルト固定器具付きのUR20A形式を新製したのを機に、コンテナの代替を利用運送事業者の(株)合通が提案し、 2017年春から運用を開始した。2個のコンテナを週3回、運用している。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2017年7月1日号)

2019.7.14作成

【U22A形式】  
U22A-1

『JR貨物ニュース』2005年11月15日号
【所 有者】 センコー株式会社
【運用区間】 大阪(タ)〜郡山(タ)
【その他】
 三菱電機(株)の協力工場である久米電気(株)伊丹工場は、映像・情報・通信機器の開発から製造までを手掛ける。同工場から輸送する画像システムは、元 は同市内 にある三菱電機関連工場に納入されていたが、納入先が約800km離れた福島県郡山市の三菱電機(株)コミュニケーション・ネットワーク郡山工場に変わ り、物 流コスト削減が課題となった。
 利用運送事業者のセンコー(株)は19Fコンテナの使用を基に製品の高さとパレットや補強材の高さを合わせ、特殊な形の12ft背高コンテナを開発し、 2個 製造した。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2005年11月15日号)

2015.10.24作成

計79種類(2022.9.24)

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