▼初めて鉄道コンテナを利用 宝酒造(株)楠工場 (1990年7
月30日付『運輸タイムズ』7面) 宝酒造(株)は楠工場(三重県)が5月から製造を開始した発酵調味液を鉄道コンテナで輸送している。発酵調味液は従来、松戸工場(千葉県)で製造してい たが、需要家が関西地区に多いことから製造工場を変えた。 楠工場は焼酎の主力工場でコンテナ輸送の実績は無かったが、調味液製造によりコンテナを初めて利用するようになった。四日市駅から京都、大阪、神戸など のユーザーへ輸送しており、1ケ月20〜30個利用している。 |
▼貨物バラエティ (『JR貨物ニュース』2005年4月15日
号、4面) 宝酒造(株)楠工場から鉄道輸送されるのは、四日市駅から北海道向け缶チューハイをはじめとする酒類、調味料などで、2004年度1,200トン、5ト ンコンテナ270個の利用があった。繁忙期は年末年始、特に出荷量の約2割が11〜12月に集中する。 「ビールパレット(9型)を使用して、ストレッチフィルムで荷崩れ防止をしている。長距離輸送で小ロットの場合には5トンコンテナが有利だ。3年前に比 べ15%増の利用がある」と同工場生産課長。 |