「ステ
アリン酸カルシウム」は、ステアリン酸及びパルミチン酸のカルシウム塩で、欧米諸国では古くから食品に使用されていたが、日本でも近年、食品添加物として
認可され、錠剤の滑沢剤として用いられるようになっているが、鉄道貨物輸送されているのは主に製紙メーカー向けに離型剤として販売されるものである。 塗工用離型剤とは、紙の塗工層に潤滑性を与えて塗料の流動性を改良し、カレンダーがけにおける平滑性と白紙光沢の発現を助け、汚れを防止する薬剤のこと である。離型剤の種類として、不溶性石鹸、水溶性石鹸、脂肪酸エステル類、ワックスエマルジョン、アミン類が使用されるが、主流はステアリン酸カルシウムで、2〜3種類を組み合わせて使用する場 合もある。 鉄道貨物輸送では、私有タンクコンテナの「ステアリン酸カルシウム」専用が1971(昭46)年には登場しており、サンノプコ(株)が使用を開始した。 |
サ
ンノプコ(株) |
(株)
日新化学研究所 |
|
本
社所在地 |
東
京都中央区日本橋本町1-5-6 |
大
阪府高槻市大塚町1-2-12 |
設
立 |
1966
(昭41)年11月1日 |
1955
(昭30)年2月1日 |
資
本金 |
4
億円 |
7,500
万円 |
工
場 |
*名古屋事業所 愛知県東海市新宝町31-1 |
*高槻本社・工場 大阪府高槻市大塚町1-2-12 *川之江工場 愛媛県四国中央市川之江町1501 |
そ
の他 |
三
洋化成工業(株)100%出資 |
苫
小牧市、仙台市、東京都千代田区、 富士市、川之江市に営業所あり |
発
駅 |
着
駅 |
着
荷主 |
形
式 |
所
有者 |
借
受者 |
備
考 |
名古屋
(タ) |
八戸貨物 |
三菱製紙
(株)? |
UT11A-5065 |
JOT |
サンノプ
コ(株) |
2000.9
一ノ関駅 |
名古屋
(タ) |
秋田貨物 |
日本製紙
(株)? |
UT5A-
28、29 |
JOT |
サンノプ
コ(株) |
2010.10
秋田貨物駅 |
名古屋
(タ) |
宮城野 |
大昭和製
紙(株)岩沼 |
UT11A-5067 |
JOT |
サンノプ
コ(株) |
1998.4
宮城野駅 |
2000.9一ノ関駅 |
2010.10秋田貨物駅 |
1998.4宮城野駅 |
発
駅 |
着
駅 |
着
荷主 |
形
式 |
所
有者 |
借
受者 |
備
考 |
大阪
(タ) |
新潟
(タ) |
北越紀州
製紙(株)? |
UT11A-5082 |
JOT |
(株)日 新化学研究所 | 2015.10
新潟(タ)駅、2018.1大阪(タ)駅 |
梅田 |
宮城野 |
日本製紙
(株) |
UT11A-5099 |
JOT |
(株)日
新化学研究所 |
1998.4
宮城野駅 |
百済 |
八戸貨物 |
三菱製紙
(株) |
UT11A-5076 |
JOT |
(株)日
新化学研究所 |
1996.12
百済駅 |
2018.1大阪(タ)駅 |
1998.4宮城野駅 |
1996.12百済駅 |