私有コンテナ総覧  表紙(目次)に戻る
私有コンテ ナ総覧 無蓋コンテナ篇

<12ftコンテナ> UM1 UM8A UM8C 
<20ftコンテナ> UM5 UM11A UM12A UM13A UM14A UM16A 
<30ftコンテナ> UM20A UM21A UM22A UM27A

【UM1形式】
UM1-94

1996.5玉前駅
【所 有者】 東ソー・アクゾ株式会社
【輸送品目】 三塩化チタニウム専用
【運用区間】 新南陽〜神栖・玉前・四日市など
【その他】
 東ソー・アクゾ(株)は、1965年に東洋曹達工業(株)と米国ストウファー・ケミカル社の合弁で(有)東洋ストウファー・ケミカルとして発足。 1989年東 ソー(株)とオランダのアクゾ社との合弁会社となり、東ソー・アクゾ(株)となった。2000年には東ソー(株)の100%出資に変更となり、社名は東 ソー・ファイン ケム(株)に改められた。
 アルキルアルミニウムはプラスチックや合成ゴムの製造に不可欠な重合助触媒で、ポリプロピレンをはじめ中低圧ポリエチレン、ポリブタジエンゴムなどの重 合触媒として重要性が高まっているとのこと。同社は国内需要の殆どを担っている。

2015.11.3作成
UM1-98

2007.2玉前駅
所 有者】 東ソー物流株式会社
【輸送品目】 アルキルアルミニウム容器専用
【運用区間】 新南陽〜神栖・玉前など
【その他】
 
2021.12.11作成

【UM5形式】  

UM5-59
UM5-67

2009.1安治川口駅
【所 有者】 神奈川臨海通運株式会社
【輸送品目】 車輪
【運用区間】 安治川口〜川崎貨物
【その他】
 住友金属工業(株)で製造されたJR貨物の貨車用の車輪は安治川口〜川崎貨物間を鉄道輸送され、JR貨物川崎車両所で取卸される。鋼管輸送で使用されて いた 無蓋コンテナの床面を改造し、大型トラックと同等の車輪を運ぶことができる。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2004年7月号)

2012.7.8作成 2015.9.20訂補
UM5-78

2012.7川崎貨物
【所 有者】 新潟東洋埠頭株式会社
【輸送品目】 鉄鋼製品
【運用区間】 川崎貨物〜新潟(タ)・下関
【その他】
 日本鋼管(株)京浜製鉄所が生産した金属製小口径パイプの輸送に使用。従来はトラック輸送していたものを製品に傷がつかないよう工夫したコンテナとなっ てい る。川崎貨物〜新潟(タ)を鉄道輸送し、着地は中継基地である新潟東洋埠頭鰍フ倉庫で、トレーラーに載せたまま荷役する。空のコンテナは3個重ねて1個と して川崎貨物駅に返送するという運用。
(参考文献:『Monthlyかもつ』1996年12月号)

 1999年1月に川崎貨物駅で目撃した際は、当時の日本鋼管鰍ェパイプを川崎貨物〜下関間で輸送していた。

2012.7.19作成 2015.9.20訂補

【UM8A形式】  
UM8A-12

1998.3敦賀港駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 
デンヨー株式会社
【輸送品目】 発電機
【運用区間】 不明
【その他】
 デンヨー(株)は1948年に日本電気熔接機材鰍ニして設立された。発電機、溶接機、コンプレッサー等を製造・販売している。事業所は福井工場(福井県 三方 上中郡若狭町)、滋賀分工場(滋賀県湖南市大池町5)がある。

 三方運輸(株)は発電機を工場の出荷場所でクレーンで吊り上げて積込みが可能な私有コンテナを利用している。背高と普通高の無蓋コンテナ各20個がメーカー 所有とリースで運用され、札幌など500km以上の場所へ鉄道輸送されている。
(参考文献:『Monthlyかもつ』1993年9月号)

2016.1.3作成
UM8A-24

2006.5魚津駅
【所 有者】 デンヨー株式会社
【輸送品目】 発電機

【運用区間】 敦賀港〜盛岡(タ)・隅田川 魚津〜中斜里な ど
【その他】
 デンヨー(株)は1948年に日本電気熔接機材鰍ニして設立された。発電機、溶接機、コンプレッサー等を製造・販売している。事業所は福井工場(福井県 三方 上中郡若狭町)、滋賀分工場(滋賀県湖南市大池町5)がある。

 三方運輸(株)は発電機を工場の出荷場所でクレーンで吊り上げて積込みが可能な私有コンテナを利用している。背高と普通高の無蓋コンテナ各20個がメー カー 所有とリースで運用され、札幌など500km以上の場所へ鉄道輸送されている。
(参考文献:『Monthlyかもつ』1993年9月号)

 魚津駅も発送駅だが、デンヨーの事業所は福井と滋賀であり、なぜ魚津駅から発送されているのか謎である。協力工場があるのだろうか。

2015.10.17作成
UM8A-54

『Monthlyかもつ』1998年2月号
【所 有者】 日本通運株式会社大館支店
【輸送品目】 白土
【運用区間】 大館〜中条・青海
【その他】
 荒谷鉱業(株)が採掘する白土はかつては無蓋貨車で輸送さ れて いたが、ダンプ輸送に転換された。しかし長距離輸送のため鉄道輸送に再転換することになり、私 有コンテナが試作された。大館〜中条・青海間で月間350トンの白土が輸送され、コンテナを16個所有・運用しているのは日本通運(株)大館支店である。
(参考文献:『Monthlyかもつ』1998年2月号)

2015.10.17作成
UM8A-116

2006.3西大分駅
【所 有者】 日本通運株式会社 新日本製鐵大分事業所
【輸送品目】 鉄鋼製品か?
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.8作成
UM8A-656

2015.9大宮操駅
【所 有者】 日東工業株式会社
【輸送品目】 高圧受電設備
【運用区間】 多治見〜札幌(タ)
【その他】
 日東工業(株)中津川工場は高圧受電設備(キュービクル)の専用工場で、同社は東日本地域を担当する中津川工場、西日本地域を担当する唐津工場と併せ国 内 シェアの20%を占める。キュービクルは工場や商業施設などの屋外に設置する変電設備である。
 輸送の7割は現地直送だが、残りは遠距離のデポにまとめて配送するためリードタイムに余裕があり、鉄道へのモーダルシフトが実現した。多治見〜札幌 (タ)間でキュービクル輸送する12ft級無蓋コンテナは8個製作し、2013年10月から本格輸送が始まった。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2014年5月号)

2015.9.20作成

【UM8C形式】  
UM8C-36

2007.2玉前駅
【所 有者】 東ソー物流株式会社
【輸送品目】 アルキルアルミニウム容器
【運用区間】 新南陽〜玉前
【その他】
 アルキルアルミニウムは、ポリプロピレンをはじめ中低圧ポリエチレン、ポリブタジエンゴムなどの重合触媒として使用される。
 1965年に東洋曹達工業(株)(現 東ソー)と米国ストウファー・ケミカル社と合弁で挙圏mストウファー・ケミカルが設立され、1969年にアルキルアルミニウムの生産を開始した。同社は 1989年には東ソーとオランダのアクゾ社との合弁会社となり、東ソー・アクゾ(株)に社名が変更されたが、2000年には東ソー100%出資に変更とな り、 社名が東ソー・ファインケム(株)となった。
 工場は、東ソー(株)南陽事業所内にある。
 新南陽〜玉前の輸送は、京葉臨海工業地域の合成樹脂メーカー向けなどに行われているものと思われる。

2012.7.1作成 2013.10.14訂補


【UM11A形式】  
UM11A-47

1998.3西小坂井駅
【所 有者】 株式会社ヤマゼン
【輸送品目】 燃殻
【運用区間】 宇都宮(タ)〜四日市(荷票の写真はこちら
【その他】
 (株)ヤマゼン(本社:三重県伊賀市治田字シデノ木2441-1)は廃棄物処理業者である。この輸送は2002年頃まで継続していたのは確認されている が、 現在は中止されている模様。

2012.7.28作成 2021.10.23写真差替
UM11A-75

2009.9熊谷(タ)駅
【所 有者】 芳賀通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰か?
【運用区間】 不明
【その他】
 (株)ヤマゼンが所有するUM11A形の一部が芳賀通運(株)に譲渡されたものと思われる。

2012.7.28作成

【UM12A形式】  
UM12A-32

『Monthlyかもつ』2000年9月号
【所 有者】 綜合通商株式会社
【輸送品目】 缶、ビン、ペットボトル
【運用区間】 東青森〜苫小牧
【その他】
 綜合通商(株)は北海道苫小牧市に本社を置くリサイクル企業。各市町村から委託を受け缶、ビン、ペットボトルの再資源化物を専用のボックスで回収し、苫 小牧 市の自社施設(綜合リサイクルパーク)で分別し、リサイクル事業者に引き渡し再資源化される。
 2000年4月1日より鉄道輸送を開始し、秋田・青森県の10数カ所の市町村から回収したボックスを東青森〜苫小牧間で20ft私有コンテナで輸送して いる。コンテナは20個製作し、1日1〜2個、月間約30個を運用している。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2000年9月号)

 綜合通商(株)は2004年4月に経営破綻をした。負債総額は約8億円。

2015.10.17作成
UM12A-5080

2000.3矢板駅
【所 有者】 東洋陶器株式会社
【輸送品目】 陶土
【運用区間】 矢板〜相模貨物・浜小倉 (『JR貨物 ニュース』2002年1月15日号参照)
【その他】

2012.7.1作成 2022.10.9写真差替
UM12A-5062
UM12A-5104

2000.12浜小倉駅
【所 有者】 東洋陶器株式会社
【輸送品目】 陶土
【運用区間】 矢板〜相模貨物・浜小倉 (『JR貨物 ニュース』2002年1月15日号参照)
【その他】

2022.1.25作成
UM12A-5127

2000.12新南陽駅
【所 有者】 株式会社首都圏建設資源高度化センター
【輸送品目】 残土
【運用区間】 大宮操〜越谷(タ)
【その他】
 新南陽駅で写真撮影時は「さいたま新都心」の残土輸送は終了しており、山陽三共有機(株)向けに譲渡するために回送輸送され てきたのだろうか。

2022.10.9作成

UM12A-5305

2006.12富士駅
【所 有者】 山陽三共有機株式会社
【輸送品目】 有機肥料 SSボーン
【運用区間】 沼津〜新南陽
【その他】
  山陽三共有機(株)(本社:山口県下松市葉山1- 819 -14)は、産業廃棄物の中間処理業者である。有機性原料を専用トラック、専用JRコンテナにて工場へ搬入し微生物高速発酵処理方式により肥料(普通肥 料)化し、ゴルフ場・田畑・果樹園・植木造園・農家園芸を始め、一般ユーザーへ提供している。
 工場は、下松工場(山口県下松市東海岸通り1-2)と阿東工場(山口県阿武郡阿東町大字地福字山田829)の2カ所にある。

 山陽三共有機(株)はさいたま新都心建設残土輸送用のコンテナを購入して、含水率75%程度の有機性汚泥を全国から受け入れることにし、 1999年4月に最初の4個が納入された。50個のコンテナが揃ったところで1日60トンの本格輸送を開始する。同社はこれまでトラックで有機性汚泥を運 んでいたが、兵庫県以遠では輸送コストが高く、船舶では輸送ロットが大きく生産サイクルに合わないため、鉄道コンテナに着目した。
 尚、同社は製品の肥料輸送に以前からJRコンテナ輸送を利用していた。
(参考文献:『運輸タイムズ』1999年4月26日付2面)

2012.7.1作成 2012.8.16訂補
UM12A-5306

2012.8沼津駅
【所 有者】 山陽三共有機株式会社
【輸送品目】 有機肥料 SSボーン
【運用区間】 沼津〜新南陽
【その他】
  
2022.10.9作成
UM12A-5336

2009.5沼津駅
【所 有者】 山陽三共有機株式会社
【輸送品目】 土壌改良材 Bioメンテ
【運用区間】 沼津〜新南陽
【その他】

2012.7.1作成
UM12A-5350

2000.12新南陽駅
【所 有者】 山陽三共有機株式会社
【輸送品目】 園芸肥料
【運用区間】 不明
【その他】

2012.8.5作成 2021.6.6写真差し替え
UM12A-5480

2006.3隅田川駅
【所 有者】 同和通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 隅田川〜大館と思われる
【その他】

2022.10.10作成
UM12A-5496

2012.8名古屋(タ)駅
【所 有者】 日鐵物流八幡株式会社
【輸送品目】 不明
【運用区間】 不明
【その他】

2012.8.5作成
UM12A-5516

2010.7川崎貨物駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 不明
【その他】

2022.10.10作成
UM12A-5612

2004.12四日市駅
【所 有者】 日本通運株式会社 徳山支店
【輸送品目】 脱水ケーキ(汚泥)と思われる
【運用区間】 四日市〜新南陽と思われる
【その他】
 (株)トクヤマ徳山製造所は日本通運(株)のUM12A形式を使用して全国から汚泥などの資源を受け入れてセメント原料に活用している。
(※参考文献:『Monthlyかもつ』2004年6月号、p8-9)

2022.10.9作成
UM12A-5637

2004.12四日市駅
【所 有者】 アミタ株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 四日市〜新南陽
【その他】

2012.7.8作成
UM12A-5653

2009.4千葉貨物駅
【所 有者】 日本通運株式会社 周南支店
【輸送品目】 焼却灰か?
【運用区間】 千葉貨物〜新南陽と思われる
【その他】

2012.7.21作成
UM12A-5656

2006.8大館駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 隅田川〜大館
【その他】
 千葉県松戸市の可燃ゴミは、焼却後の30%が鉄道コンテナで処分場に輸送されている。秋田県小坂町の同和鉱業グループの処分場への輸送は、2003年4 月からトラック輸送で開始され、2006年4月から鉄道コンテナ輸送に切り替えた。
(※参考文献:『Monthlyかもつ 2005年7月号』p10)

2022.10.10作成
UM12A-5662

2012.6岐阜(タ)駅
【所 有者】 龍南運送株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 四日市〜西大分
【その他】
 四日市市の清掃工場から排出される焼却灰を太平洋セメント(株)大分工場でセメント原料として再利用するために利用されている。
(※「太平洋セメント」 の無蓋コンテナによる焼却灰輸送の大分工場の 項を参照)

2012.8.11作成
UM12A-5697

2015.11四日市駅
【所 有者】 三池製錬株式会社
【輸送品目】 溶融飛灰と思われる
【運用区間】 四日市〜宇部・鳥栖(タ)と思われる
【その他】
 四日市駅構内には三井金属の溶融飛灰輸送用の無蓋コンテナが並んでいる。荷票入れには「宇部」又は「鳥栖」が差し込まれているので、四日市空の輸送先と 思われる。
 鳥栖は大牟田市の三池製錬(株)向けの輸送と思われるが、宇部は宇部興産(株)向けの輸送なのだろうか。三井金属が宇部興産に処理を委託しているのかも しれな い。

2016.1.3作成
UM12A-5767

2009.4千葉貨物駅
【所 有者】 三井金属鉱業株式会社
【輸送品目】 溶融飛灰と思われる
【運用区間】 千葉貨物〜八戸貨物か?
【その他】
 三井金属鉱業(株)の溶融飛灰の処理拠点としては、八戸市にある(株)MTRと大牟田市の三池製錬(株)の2ヵ所である。溶融飛灰の受け入れは鉄道輸送 では JR12ftコンテナ及びオープントップコンテナで行われているとのことで、この無蓋コンテナはその輸送に利用されているものと思われる。(同 社webサイト参照)

2012.7.7作成
UM12A-5779

2007.1西浜松駅
【所 有者】 徳山通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 西浜松〜新南陽
【その他】
 2006年2月から牧之原市御前崎市広域施設組合が処理する家庭ごみの焼却灰をセメント工場で燃料として使用するために設立された山口エコテック(株) が受 け入れている。同社は、宇部興産(株)と(株)トクヤマが折半出資して設立された。
 この輸送のため徳山通運鰍ヘ20ft級オープントップコンテナを6個新製した。また月間輸送量は約150トンである。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2006年9月15日号)

2012.7.19作成
UM12A-5804

2017.8 稲沢駅
【所 有者】 山九株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 不明
【その他】

2017.8.14作成
UM12A-5817

2012.7川崎貨物駅
【所 有者】 味の素株式会社
【輸送品目】 焼却灰か?
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.19作成
UM12A-5818

2009.4岐阜(タ)駅
【所 有者】 三菱マテリアル株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 岐阜(タ)〜東水島(荷票の写真はこちら
【その他】
 発荷主は「クリーンプラザ中濃」(岐阜県関市下有知字赤谷5960)で、到着は三菱マテリアル(株)直島製錬所(香川県香川郡直島町4049-1)と思 われ る。

2012.7.1作成
UM12A-5845

2018.1四日市駅
所 有者】 三池製錬株式会社
【輸送品目】 溶融飛灰と思われる
【運用区間】 四日市〜宇部・鳥栖(タ)と思われる
【その他】
 四日市駅構内には三井金属の溶融飛灰輸送用の無蓋コンテナが並んでいる。荷票入れには「宇部」又は「鳥栖」が差し込まれているので、四日市空の輸送先と 思われる。
 鳥栖は大牟田市の三池製錬(株)向けの輸送と思われるが、宇部は宇部興産(株)向けの輸送なのだろうか。三井金属が宇部興産に処理を委託しているのかも しれな い。

2021.6.6作成
UM12A-5847

2011.9倉敷(タ)駅
【所 有者】 水島臨海通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 不明
【その他】
 側面に「富山高岡専用」と貼ってあるのだが、果たしてどのような輸送に使われているのであろうか?

 2016年3月に倉敷(タ)駅構内で当該コンテナを目撃した際は、東水島〜鳥栖(タ)でJFEケミカル(株)コールタールピッチの輸送に用いられていた。(荷票はこちら
 また2017年8月に同駅で目撃した際は、東水島〜福岡(タ)でJFEケ ミカル(株)コールタールピッチの輸送に用 いられていた。(荷票はこちら

2012.7.8作成 2016.4.3訂補  2017.8.20訂補
UM12A-5879
UM12A-5880

2009.4岐阜(タ)駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 岐阜(タ)〜北九州(タ)
【その他】

2012.8.11作成
UM12A-5911

2013.3岐阜(タ)駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 不明
【その他】

2013.4.4作成
UM12A-5972

2015.6四日市駅
【所 有者】 三池製錬株式会社
【輸送品目】 溶融飛灰と思われる
【運用区間】 四日市〜鳥栖(タ)と思われる
【その他】
 荷票差に「鳥栖」の札が入っている。
 福岡県大牟田市の三池製錬(株)では亜鉛リサイクルとして熔錬工場で溶融飛灰の受け入れをしている。この溶融飛灰の輸送で鉄道貨物が活用されており、三 井金 属のロゴの入った無蓋コンテナを目にすることが多くなった。(同 社webサイト参照)

2015.6.20作成
UM12A-5974
など

2016.3倉敷(タ)駅
【所 有者】 水島臨海通運株式会社
【輸送品目】 コールタールピッチ
【運用区間】 東水島〜静岡貨物(荷票はこちら)・福岡(タ)(荷票はこちら)・鳥栖(タ)(荷票はこちら
【その他】
 倉敷(タ) 駅構内には、水島臨海通運(株)所有のUM12A形式がずらりと留置されているが、これらはいずれもJFEケミカル(株)の コール タールピッチの輸送に使用されている模様である。
 一部コンテナに差し込まれていた荷票によると、静岡貨物の着荷主は日本電 極(株)、福岡(タ)の着荷主は東海カーボン(株)、 鳥栖(タ)の着荷主はデンカ(株)大牟田工場で あった。

2016.4.3作成 2017.8.20訂補
UM12A-105055

2015.10宇都宮(タ)駅
【所 有者】 芳賀通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 不明
【その他】
 芳賀通運(株)はUM11A形式を所有しているが、近年の増備はUM12A形式となったようだ。輸送の詳細は不明である。

2015.11.14作成
UM12A-105059

2015.6笠寺駅
【所 有者】 龍南運送株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 四日市〜西大分
【その他】
 2009年4月から四日市市は北部清掃工場から出る焼却灰の一部を太平洋 セメント(株)大分工場でセメント原料にリサイクルするために鉄道輸送を開始した。2009年度は2,000トンを再利用する契約。毎週日 曜日 に鉄道コンテナ4個で発送している。
(参考文献:『MONTHLYかもつ』 2009年10月号)

2015.6.20作成
UM12A-105088

2010.10秋田貨物駅
【所 有者】 同和通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 京葉久保田・千葉貨物〜大館と思われる
【その他】
 
2019.8.15作成
UM12A-105153

2013.6札幌(タ)付近の北海道ジェイアール物流(株)本社敷地内
【所 有者】 北海道ジェイアール物流株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 札幌(タ)〜函館貨物
【その他】
 (株)北海道熱供給公社は、木質バイオマス燃料の焼却灰は ト ラックで太平洋セメント(株)上磯工場まで運んでいたが、 2011年9月から北海道ジェイアール物流(株)のオープントップコンテナを活用して鉄道輸送に転換した。現在は週1〜2回の輸送量だが、今後、函館近隣 の間 伐材等を燃料として調達できるようになれば、帰り荷として札幌まで往復輸送も可能になる。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2011年11月15日号参照)

 2012年4月には帰り荷の木材チップの試験輸送が行われた。集荷先の(株)西武建設運輸では中間処理業者と協同で木材チップの確保に取り組んでいる。 試験 は成功し、今後はより容量の大きいコンテナの手配やダンプアップトラックの増備などの設備を整えて本格輸送に備える。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2012年6月号参照)

2013.10.14作成
UM12A-105154
2013.6札幌(タ)付近の北海道ジェイアール物流(株)本社敷地内
【所 有者】 北海自動車運送株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 札幌(タ)〜函館貨物
【その他】
 上記のUM12A-105153と共通運用されているようである。北海自動車運送(株)は本社が北海道北斗市で、太平洋セメ ント(株)上磯工場の物流を請け負っているようだが、同社の公式webサイトが存在しないため、詳細は不明。

2013.10.14作成
UM12A-105156

2017.3川崎貨物駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 熊谷(タ)〜東水島(荷票はこ ちら
【その他】
 発荷主はJFEエンジニアリング(株)、着荷主は日比共同精錬(株)である。

2018.1.28作成
UM12A-105245

2016.9大館駅
【所 有者】 DOWA通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 京葉久保田・千葉貨物〜大館と思われる
【その他】
 
2019.8.15作成
UM12A-105270

2019.9下関駅
【所 有者】 全国通運株式会社
【借受者】 下関海陸運送株式会社
【輸送品目】
 焼却灰
【運用区間】 下関〜新南陽
【その他】
 下関市のごみ焼却施設では年間約1万2千トンの焼却灰が排出されるが、市内の最終処分場の処理能力が限界になり、2013年2月より年間9,500トン の処理を目指し、山口県内のセメント原料化施設でセメント原料として再資源化を開始した。当初はトラック輸送だったが、下関市は鉄道貨物輸送を重要な産業 基盤と位置付けており、同年12月より焼却灰用の20ftコンテナを活用して輸送距離は110kmと比較的短いものの鉄道輸送を開始した。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2014年2月15日号)

2019.8.15作成
UM12A-105342

2015.6四日市駅
【所 有者】 萩森物流株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 四日市〜宇部と思われる
【その他】
 荷票差には「宇部」の札が入っている。
 萩森物流(株)は山口県宇部市に本社を置く萩森興産鰍フグループ会社で、宇部興産専用高速道路における70トン積超大型トレーラーによる石灰石輸送を行 うな ど、宇部興産グループの陸上部門を担っている。

2015.6.20作成
UM12A-105427

2015.6金町駅
【所 有者】 DOWA通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 京葉久保田・千葉貨物〜大館
【その他】
 DOWAエコシステムグループの中核企業であるエコシステム千葉(株)で は、産業廃棄物処理により排出される燃え殻や煤塵を最終処分地であるエコシ ステム秋田(株)へ鉄道輸送を行っている。西日本向けは船舶も利用するが、秋田向けは全て鉄道コンテナで運ぶ。毎日10〜13個ずつ大館駅 に向 けて発送されている。2号炉の稼働率が順調なことから2013年には20ftコンテナを50個増備した。また当初は千葉貨物駅発のみだったが、エコシステ ム千葉に近い京葉久保田駅からも発送ができるようになった。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2014年4月号)

2015.6.20作成
UM12A-105517

2017.8姫路貨物駅
【所 有者】 山九株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 不明
【その他】

2017.9.16作成
UM12A-105715

2018.4笠寺駅
【所 有者】 日本フレートライナー株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 東京(タ)〜北九州(タ)と思われる
【その他】
 2015年度から東京23区清掃一部組合は、都市ごみ焼却灰の一部をセメント原料として利用するた め、鉄道コンテナの利用を開始した。
 UM12A形式を利用して、北海道、青森県、岩手県、福岡県の5カ所のセメント工場に輸送する。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2015年7月号、『Monthlyかもつ』2015年9月号)

2018.12.2作成
UM12A-105838

2021.12岡山(タ)駅
【所 有者】 東京エコサービス株式会社
【輸送品目】 焼却灰
【運用区間】 東京(タ)〜北九州(タ)と思われる
【その他】
 2015年度から東京23区清掃一部組合は、都市ごみ焼却灰の一部をセメント原料として利用するた め、鉄道コンテナの利用を開始した。
 UM12A形式を利用して、北海道、青森県、岩手県、福岡県の5カ所のセメント工場に輸送する。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2015年7月号、『Monthlyかもつ』2015年9月号)

2021.12.11作成

【UM13A形式】  
UM13A-11

1998.4宮城野駅
【所 有者】 安来鋼運輸
【輸送品目】 高級特殊鋼
【運用区間】 米子〜東京(タ)・八戸貨物など
【その他】
 日立金属(株)安来工場で製造された特殊鋼を輸送するために1〜64の64個が製造された。
 1990年当時は1日に6個のコンテナが米子駅から発送されていた。
(参考文献:『Monthlyかもつ』1990年10月号)

2015.11.10作成 2021.10.23写真差替
UM13A-101

1998.3敦賀港駅
【所 有者】 日本環境鉄道輸送株式会社
【輸送品目】 シュレッダーダスト
【運用区間】 宇都宮(タ)〜敦賀港
【その他】
 日本環境鉄道輸送(株)は産業廃棄物の鉄道貨物輸送を目的 に 1994年に設立され、産業廃棄物の鉄道輸送用無蓋コンテナを開発、運用している。同社は「廃棄物鉄道輸送用コンテナ」で特許も取得しており(特許番号: 第3946914号)、内航海運を含め産廃輸送のモーダルシフトに積極的に取り組んでいる。

2015.10.17作成
UM13A-106

2009.9隅田川駅
【所 有者】 同和通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 隅田川〜大館と思われる
【その他】

2022.10.10作成
UM13A-124

2015.9黒磯駅
【所 有者】 北海道ジェイアール物流株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 不明
【その他】

2016.8.14作成
UM13A-140
UM13A-159

2012.2姫路貨物駅
【所 有者】 同和通運株式会社
【輸送品目】 不明
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.5作成
UM13A-174

2015.9黒磯駅
【所 有者】 DOWA通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 不明
【その他】

2016.8.14作成
UM13A-259

2016.9大館駅
【所 有者】 DOWA通運株式会社
【輸送品目】 焼却灰と思われる
【運用区間】 不明
【その他】

2019.8.15作成
UM13A-5002
UM13A-5005
UM13A-5008

2010.5岐阜(タ)駅
【所 有者】 株式会社安来製作所
【輸送品目】 高級特殊鋼
【運用区間】 米子〜八戸貨物・宮城野など
【その他】
 (株)安来製作所(本社:島根県安来市飯島町1240-2)は、日 立金属(株)のグループ企業である。
 コンテナは返空時に3段積みが可能な構造となっている。

2012.8.16作成
UM13A-5011

2015.6土浦駅
【所 有者】 全国通運株式会社
【輸送品目】 鉄鋼か?
【運用区間】 不明
【その他】
 土浦駅構内で見かけたので、東京製綱(株)の鉄鋼輸送用の無蓋コンテナと思われる。

2015.6.27作成
UM13A-5012

2016.6土浦駅
【所 有者】 全国通運株式会社
【輸送品目】 鉄鋼と思われる
【運用区間】 土浦〜関西など
【その他】
 東京製綱(株)はワイヤロープ製造 のパ イオニアで、エレベーター、建設機械、水産業、鉄鋼業を中心に約40%のシェアを占め、スチールタイヤコードにおいても、独立系メーカーの中でトップシェ アの約30%を占めている。
 土浦工場はワイヤロープが月産能力5,000トン、ワイヤが同5,000トンを有する同社の主力生産拠点である。
 同工場は1990年代後半まで、神立駅に接続する専用線を介して車扱による鉄道貨物輸送
を行っていた。現在も専用線のレールが残されており、休止状態なのかもしれない。

 上記のUM13A-5011と同様に現在は無蓋コンテナによる鉄道貨物輸送を行っている。

2016.6.25作成
UM13A-5070

2017.9京都貨物駅
【所 有者】 東洋ガラス株式会社
【輸送品目】 ガラス瓶カレットか?
【運用区間】 京都貨物〜東京(タ)と思われる
【その他】
 東洋ガラス(株)は滋賀工場と千葉工場がある。両工場間でガラス瓶カレットの輸送を行っているのかもしれない。

2017.9.16作成
UM13A-8031

2019.7倉敷(タ)駅
【所 有者】 水島臨海通運株式会社
【輸送品目】 鉄鋼か?
【運用区間】 不明
【その他】
 倉敷(タ)駅構内の上屋で目撃した20ftの無蓋コンテナだが、JFEスチール(株)の鉄鋼輸送用であろうか。

2019.7.14作成
UM13A-8037

2021.12倉敷(タ)駅
【所 有者】 水島臨海通運株式会社
【輸送品目】 鉄鋼と思われる
【運用区間】 不明
【その他】
 上記UM13A-8031は当時、JFEスチールの表示が無かったが、このコンテナはおなじみのイルカマークとなっている。尚、この時UM13A- 8031もイルカマークの塗装になっていることを確認した。

2021.12.11作成

【UM14A形式】  
UM14A-6

2007.2名古屋南貨物駅
【所 有者】 名古屋臨海鉄道株式会社
【使用者】 大同特殊鋼株式会社と思われる
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜秋田貨物
【その他】

2012.8.13作成
UM14A-14

2013.3名古屋南貨物駅
【所 有者】 知多通運株式会社
【使用者】 大同特殊鋼株式会社と思われる
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜黒井・秋田貨物
【その他】

2019.8.15作成
UM14A-16

2010.10秋田貨物駅
【所 有者】 中越通運株式会社
【使用者】 大同特殊鋼株式会社と思われる
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜黒井・秋田貨物
【その他】

2019.8.15作成
UM14A-30
UM14A-34
UM14A-49

2013.3名古屋南貨物駅
【所 有者】 大同特殊鋼株式会社
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜黒井・秋田貨物
【その他】

2019.8.15作成
UM14A-113

2007.2名古屋南貨物駅
【所 有者】 丸太運輸株式会社
【使用者】 大同特殊鋼株式会社
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜黒井
【その他】
 丸太運輸(株)(本社:名古屋市瑞穂区新開町22-20)は、大同特 殊鋼(株)の専属業者として業容を拡大してきた運送会社である。

2012.8.13作成

UM14A-131
(1)

2007.2名古屋南貨物駅
【所 有者】 知多通運株式会社
【使用者】 大同特殊鋼株式会社
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜秋田貨物・黒井
【その他】

2012.8.13作成

UM14A-131
(2)

2013.3 名古屋南貨物駅
【所 有者】 知多通運株式会社
【使用者】 大同特殊鋼株式会社
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜秋田貨物・黒井
【その他】

2019.8.15作成
UM14A-142

2007.2名古屋南貨物駅
【所 有者】 中越通運株式会社
【使用者】 大同特殊鋼株式会社
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜黒井
【その他】

2012.8.13作成
UM14A-153

2013.3名古屋南貨物駅
【所 有者】 名古屋臨海鉄道株式会社
【使用者】 大同特殊鋼株式会社
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 名古屋南貨物〜秋田貨物・黒井
【その他】

2019.8.15作成
UM14A-5016
UM14A-5027

1998.3敦賀港駅
【所 有者】 サンライフ株式会社
【輸送品目】 シュレッダーダスト
【運用区間】 越谷(タ)・南延岡〜敦賀港
【その他】
 シュレッダーダスト輸送用の無蓋コンテナで、越谷(タ)〜敦賀港で運用を開始したが、1996年に運用を開始したが、 1998年3月に敦賀港でコンテナを調査した際は南延岡〜敦賀港の運用となっていた。

2015.10.17作成
UM14A-5041
UM14A-5047
UM14A-5056

2012.9熊谷(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 王子製鉄株式会社
【輸送品目】 平鋼と思われる
【運用区間】 熊谷(タ)から全国各地か?
【その他】
 王子製鉄(株)は平鋼のトップメーカーで、群馬工場が太田市新 田反 町町にある。製鋼の月産能力は4万トンである。

2012.9.13作成
UM14A-5065

2006.3西大分駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】
 西大分駅で目撃したUM8A-116と同様に新日本製鐵(株)大分製鐵所の鉄鋼輸送に利用されていると考えられる。

2012.7.8作成
UM14A-5103

2015.10隅田川駅
【所 有者】 丸吉運輸機工株式会社
【輸送品目】 鉄鋼と思われる
【運用区間】 本州⇔北海道
【その他】
 丸吉運輸機工(株)は2m以上の長尺物等を運ぶメタル便として関東圏(浦安市)と北海道(苫小牧)の間でJRコンテナを利用した定期輸送を行っている。 有蓋 コンテナでスタートし、2014年には20ft無蓋コンテナを製造、2015年4月には16基となっている。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2015年12月号)

2015.12.6作成
UM14A-8003
UM14A-8004
UM14A-8005
UM14A-8006

2009.9熊谷(タ)駅
【所 有者】 朝日工業株式会社
【輸送品目】 鉄鋼
【運用区間】 熊谷(タ)〜梅田
【その他】
 朝日工業(株)鉄鋼事業部埼玉工場は、大阪のカネヒラ鉄鋼(株)に納入する構造鋼用に無蓋コンテナを4個新製し、 2009年1月から運用を開始した。年間輸送量 は3,000トン。
(※「物資別適合輸送と物流ターミナルの研究」 の「鉄鋼」の朝日工業の項を参照)

2012.7.28作成

【UM16A形式】  
UM16A-25027

2012.8黒磯駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 中部鋼鈑株式会社
【輸送品目】 厚板
【運用区間】 名古屋(タ)〜宇都宮(タ)・熊谷(タ)・熊本な ど
【その他】
 2004年10月より運用を開始した。当初は名古屋(タ)から上記3駅向けの輸送だったが、現在は仙台(タ)着と思われる東北地方向けにも運用されてい る模様。
(※「鉄鋼輸送」の中部鋼鈑(株)の項を 参 照)

2012.8.5作成
UM16A-25032
UM16A-25036
UM16A-25040

2012.8豊橋駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【輸送品目】 鋼板
【運用区間】 豊橋ORS〜東北地方
【その他】
 2013年6月から東京製鉄(株)田原工場で製造した鋼板 のう ち、福島を除く東北5県向けの輸送を鉄道輸送に切り替えた。東北向け輸送の約20%に当たり、輸送コストも従来に比べ10%強削減。これまでは内航船で運 ばれていたが、中継地の仙台港への出荷は月1回。これに対し鉄道輸送は納期短縮、小ロット配送が可能になった。東北向け輸送は中継地から長距離の顧客が多 く高コストだったため、東京製鉄は日本通運と組み約2年間かけて検討してきた。
(参考文献:『日 刊工業新聞』2013年8月29日

2012.8.19作成 2013.10.14訂補

【UM20A形式】  
UM20A-30021
UM20A-30024
UM20A-30033

2011.8姫路貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【輸送品目】 不明
【運用区間】 不明
【その他】
 鉄鋼輸送用に使用されているのであろうか。

2015.11.14作成
UM20A-38004

2018.10倉敷(タ)駅
【所 有者】 山九株式会社
【輸送品目】 鋼板、鋼管、熱交換器等
【運用区間】 関東〜中国・九州方面
【その他】
 山九(株)は、東急車輛製造(株)と共同で重量貨物用の無蓋コンテナを開発した。当初は20ftタイプを導入したが、顧客 メーカーからの要望で、長尺厚板鋼板に対応できるように30ftタイプの本コンテナが製作された。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2009年4月号)

2018.12.2作成
 
UM20A-38010

2015.9大宮操駅
【所 有者】 朝日工業株式会社
【輸送品目】 鉄鋼
【運用区間】 不明
【その他】
 朝日工業(株)鉄鋼事業部埼玉工場はUM14A形式を利用して鉄鋼輸送を熊谷(タ)〜梅田間で実施しているが、同社所有のUM20A形式も登場した。

2015.9.20作成

【UM21A形式】  
UM21A-38004

2015.9黒磯駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 神鋼建材工業株式会社

【輸送品目】 ガードフェンス、グレーチング
【運用区間】 大阪(タ)〜札幌(タ)・東京(タ)・北九州(タ)
【その他】
 神鋼建材工業(株)は兵庫県尼崎市に生産拠点を置く。積み荷のガードフェンスやグレーチングは重量の割に嵩張るため、同社の要望を受けた日本通運(株) が量側面 に高さ1,100mmの煽り戸が各2面付く30ft無蓋コンテナを5個を製作した。同社のSPは、札幌(北海道)、仙台(東北)、千葉(関東)、北九州 (九州)の4ヵ所に集約されており、陸送とフェリーで輸送していたが、2010年6月からトレーラと同等のリードタイムの札幌、千葉、北九州のSP向けの 輸送を鉄道輸送にモーダルシフトした。鉄道で輸送するのは各SP向け輸送量の約半分で、コンテナ輸送を基本にトレーラで波動調整を行う。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2010年8月号)

 今回目撃したコンテナは仙台(タ)〜大阪(タ)のコンテナ 列車に積載されており、仙台のSP向け輸送も鉄道輸送に転換したと 思われる。

2015.9.20作成
UM21A-38006

2017.8稲沢駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【輸送品目】 鋼材
【運用区間】 東水島〜仙台港
【その他】
 発荷主はJFEスチール(株)、着荷主はJFE物流(株)仙台物流センターであった。

2017.8.14作成
UM21A-38014

2015.2隅田川駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【輸送品目】 鋼材
【運用区間】 名古屋(タ)〜札幌(タ)など
【その他】
 日本通運(株)は、鋼材輸送の鉄道シフトを促進するために31ft無蓋コンテナ『スチールライナー』を開発した。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2012年4月15日号)

2016.6.25作成

【UM22A形式】  
UM22A-38001

2011.8安治川口駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【運用区間】 不明
【その他】

2012.7.1作成

【UM27A形式】  
UM27A-48001

2016.3倉敷(タ)駅
【所 有者】 水島臨海通運株式会社
【借受者】 JFEスチール株式会社

【輸送品目】 鋼材
【運用区間】 東水島〜名古屋(タ)
【その他】
 JFEスチールは東水島駅を拠点にU19A形式による鋼材輸送を行っているが、更に30ftタイプの無蓋コンテナによる輸送も開始した。形式番号として は、48001〜48009を確認している。

 2016年春からJFEスチール(株)西日本製鉄所からJFEスチール(株)知多製造所へ丸鋼の輸送を開始した。
(参考文献:『Monthlyかもつ』2016年7月号)

2016.4.3作成 2019.7.14訂補

計89種類(2022.10.10)

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