日本の鉄道貨物輸送と物流: 目次へ
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大王製紙株式会社
2017.5.14作成開始

目次
1.大王製紙(株)の概要
2.大王製紙(株)のトピックス
3.伊予三島駅の貨物取扱量推移
4.鉄道貨物輸送概況

1.大王製紙(株)の概要

2.大王製紙(株)のトピックス


3.伊予三島駅の貨物取扱量推移  
 『愛媛県統計年鑑』は、愛媛県内の各駅ごとの発送量と到着量を車扱とコンテナに分けて掲載している。更に国鉄時代には品目ごとの輸送量も開示されてお り、資料的価値が高い。そこから伊予三島駅の貨物取扱量を抜き出して纏めたのが、下記表である。


【発 送】
【到 着】
【発  着】
年 度
紙パルプ
その他
小 計
紙パルプ
パルプ用材
化学薬品
その他
小 計
合計
1980年度
145,753
860
146,613
3,473
19,610
-
3,670
26,753
173,366
1982年度
155,290
261
155,551
907
9,754
-
2,506
13,167
168,718
1984年度
117,179
68
117,247
-
-
628
78
706
117,953
1986年度
102,391
-
102,391
-
-
-
-
-
102,391
(単位:トン)

 大王製紙向け化学薬品の到着は川之江駅だったようで、1980年代半ばまで伊予三島駅に化学薬品の到着は無い。川之江駅の貨物取り扱い廃止と共に化学薬 品も伊予三島駅着に変更となったようだが、そもそも取扱量が少なく、化学薬品の車扱輸送そのものがすぐに廃止されたようだ。


【発 送】
【到 着】
【発  着】
年 度
車 扱
コンテナ
小 計
車 扱
コンテナ
小 計
合 計
1987年度
92,068
-
92,068
-
-
-
92,068
1989年度
113,578
74,570
188,148
102
65
167
188,315
1991年度
112,680
130,510
243,190
120
10
130
243,320
1993年度
65,100
125,120
190,220
30
50
80
190,300
1995年度
-
132,955
132,955
-
85
85
133,040
1997年度
-
131,895
131,895
-
405
405
132,300
1999年度
-
126,500
126,500
-
1,570
1,570
128,070
2001年度
-
110,500
110,500
-
600
600
111,100
2003年度
-
100,480
100,480
-
3,080
3,080
103,560
2005年度
-
90,700
90,700
-
3,090
3,090
93,790
2007年度
-
97,087
97,087
-
1,885
1,885
98,972
2009年度
-
93,627
93,627
 -
2,935
2,935
96,562
2011年度
-
116,866
116,866
-
3,200
3,200
120,066
2012年度
-
110,816
110,816
-
2,710
2,710
113,526
2013年度
-
113,124
113,124
-
2,345
2,345
115,469
2014年度
-
116,857
116,857
-
2,480
2,480
119,337
(単位:トン)



4.鉄道貨物輸送概況  

▼高度化する物流への取組みについて 大王製紙(株)三島工場製品部物流管理課  (『Monthlyかもつ』1987年8月号、p22)

 拠点については営業倉庫を集約し、自社センターを開設していく方針。すでに6か所ある自社倉庫に加え、更に数か所増設する計画。

 鉄道輸送面では、1970(昭和45)年に専用線が開通して以来、製品輸送に正確で安定した貨車を最大限利用し、ピーク時では月間18,000トンを輸 送していた。しかし1986(昭和61)年11月ダイヤ改正時より専用線からの発送は、飯田町紙流通センター向け15トン貨車、1日当たり20両、月間 7,500トンのみとなっている。10,500トンの物流の内一部はコンテナ輸送に置き換わっているものの大部分は他の輸送手段に変わったことになる。

 現状、四国から中部、関東方面へのコンテナ輸送は日数が多くかかることが欠点であり、また必要な時に必要なコンテナ輸送が確保できない等の問題点があ る。

 同社は1985(昭和60)年9月より水島臨海通運(株)と取引を開始し、新ルートによるコンテナ輸送を行っているが、これは荷主ニーズを的確につかん だ営業戦略を打ち出し、荷主サービスに取り組んで成果を上げた良い例である。

 コンテナ輸送を増量できるかどうかは、1988(昭和63)年3月ダイヤ改正にかかっており、同年4月の本四備讃線開通を心待ちにしている。

▼4月から専用線でのコンテナ出貨を開始 (『Monthlyかも つ』1988年3月号、p17)

 現在、車扱で飯田町紙流通センターへ大量の巻取紙を輸送している。4月10日から構内にコンテナ専用ホームを作り、コンテナ出貨が1日40個に増える予 定。

▼大王製紙(株)の物流 (『Monthlyかもつ』1990年 12月号、p17)

 大王製紙(株)三島工場 輸送量は135,000トン/月(船65%、トラック25%、レール15%)、専用線からIPC向け紙列車など20,000ト ン/月を発送


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