年 度 |
主な着駅 |
発 送 |
主な発駅 |
到 着 |
1980(昭55)年度 |
東青森 |
小麦粉、澱粉、麬 | 南松本 |
小麦粉 |
1981(昭56)年度 |
東青森 |
小麦粉、澱粉、麬 | 南松本 |
小麦粉 |
1982(昭57)年度 |
東青森、石巻港 |
小麦粉、澱粉、麬 | 東三条、四日市 |
小麦粉 |
1983(昭58)年度 |
東青森 |
小麦粉、澱粉、ふすま |
四日市、高浜市 |
小麦粉 |
鉄道コ
ンテナは工場で生産する各種製粉加工食品のうち、小麦粉とプレミックス製品を、千葉市の本社工場倉庫から青森県の顧客倉庫へ納品する際、主に利用してい
る。 6月から9月頃にかけての一時期は小麦粉の需要が少し増え、私有コンテナを使って盛 岡(タ)駅に送る貨物もあるが、通常の鉄道コンテナの輸送ルートは、千葉貨物駅発、東青森駅着の1ルートである。 私有コンテナを含むコンテナの発送個数は月間平均して140個、年間で約1,680個と多く、通常の 汎用コンテナの輸送形式については日本パレットプール(株)のT11型レンタルパレットを使用した一貫パレチゼーション方式を採っている。汎用コンテナの 荷姿は小麦粉の場合、25s紙袋詰め、プレミックスは25s又は20sの紙袋詰めで、1パレットにはこの袋詰め商品を9段36袋から10段40袋で積載し ている。 同社における鉄道輸送の利用割合は全物量の約5.5%程度だが、同社は鉄 道コンテナをトラック輸送に比較した運賃の廉価さと、長距離輸送の際の先方への納品時間等確認作業に対し、到着時間が正確で輸送時間を把握しやすいといっ たメリットで利用している。 しかし、物量の大きさから列車の締め切り時間やコンテナ枠等心配な部分もあるが、この点はコンテナの集荷を行う日本通運(株)と緊密に連絡を取り合い、 情報を交換しながら協力して行っている。近年は市況が変化しており、荷物が5トン単位でまとまりにくくなっており、2〜3トン程度の小型コンテナの利用も 必要になってくるとしている。 (『運輸タイムズ』1998年11月2日付3面) |